


「リーダーの最重要課題って何?若手社員を上手く操れないんだけど、、、」



「最近の若手社員の気持ちが分からない?今時の若手社員はいったい何を考えているの?」
このように、最近の若手社員の気持ちが分からなかったり、上手く導けずに困っているリーダーの方々はたくさんいるでしょう。
そこで本記事では、令和時代の若手社員の10の特徴について、ご紹介します。
若手社員の10の特徴を知ることは、令和時代のリーダーの最重要課題と言っても、過言ではないでしょう。
若手社員に理解を示すことが、今後の会社の命運を左右する可能性があります。
リーダーは、絶対に学んでおきたいところです。



傾向があるだけで、若手社員が必ず当てはまるわけではないこと、ご了承くださいね。
- 令和時代の若手社員の特徴1.チャレンジ精神が低い
- 令和時代の若手社員の特徴2.成功の経験が少ない
- 令和時代の若手社員の特徴3.Face to Faceが苦手
- 令和時代の若手社員の特徴4.本音で話せない
- 令和時代の若手社員の特徴5.仕事とプライベートは分けたい
- 令和時代の若手社員の特徴6.競争したくない
- 令和時代の若手社員の特徴7.答えは1つしかないと思い込んでいる
- 令和時代の若手社員の特徴8.憧れや目標とする人がいない
- 令和時代の若手社員の特徴9.ストレスを上手く解消できない
- 令和時代の若手社員の特徴10.メンタルが弱い
- 令和時代の若手社員の特徴まとめ
- これからのリーダーに必要な能力は、若手社員について知ることが必須条件である
令和時代の若手社員の特徴1.チャレンジ精神が低い
ゆとり教育を受けてきた若手社員たちは、積極的にチャレンジした経験が少ないです。
そのため、チャレンジ精神が低く、難しい仕事や新しい仕事に挑戦したがりません。
筋トレしないと筋肉が付かないのと同じで、チャレンジさせないとチャレンジ精神は培われません。
まずは小さくても良いので、少しずつチャレンジさせるように仕向けていきましょう。



うちの会社の若手も、「とにかくやってみる!」というよりも「まずはやり方を教えて下さい!」というスタイルなので、チャレンジ経験は乏しいなと感じます。
令和時代の若手社員の特徴2.成功の経験が少ない
令和時代の若手社員は、積極的にチャレンジしませんので、成功体験も少ないです。
そのため、成功体験による達成感や充実感を知らないので、仕事に対する熱意も低いです。
仕事をこなす素晴らしさや楽しさを体験させ、共に喜びを分かち合うようにしましょう。



小さくても良いので、成功体験を積ませるのが大切ですね!
令和時代の若手社員の特徴3.Face to Faceが苦手
この前驚いたのですが、向かいの席にいる先輩に話しかけられずに、メールを送った新入社員がいました。



「すいません。ちょっとお時間いいですか?」
たったこれだけの声かけができないのです。



「いや、忙しそうだったので、先輩に時間ができたときに頼みごとした方がよいかなと思って。」
このように言い訳を使いますが、メールを送るより一言声をかけた方が早いのは明らかです。
最近の若者は、SNSでの交流は積極的なので、コミュニケーション自体が苦手なわけではありません。
顔を突き合わせたFace to Faceによるコミュニケーションが異常に苦手なんです。
育った環境がありますので、リーダー側がある程度理解してやる必要があります。
そして、Face to Faceによるコミュニケーションの方が、早くかつ簡単に相手に伝わりやすいので、メリットが多いことを教えてあげましょう。
もちろん、証拠が残ることや取りこぼしがないなど、メールの良さもありますので、メールが悪いという教育はしないようにしましょう。
令和時代の若手社員の特徴4.本音で話せない
最近の若手社員は、本音を隠すことが多いです。



若手「どうせ不満などを本音で話しても、誰も現状を変えてくれないので、本音で話すだけ損だ。」
このように、さとりを開いて諦めているような考えを持つ若手社員も多いです。
まさにゆとり世代ではなく、さとり世代ですね。



上司「本音で話してくれたら、改善できるようになるべく頑張るつもりだよ。」
このように、相手の心を開けるように、精一杯の誠意を持って、若手社員に声をかけてみましょう。
※相手の本音を引き出すには、心理的安全性を高める必要があります。そのための具体的な方法は、下記の記事にて詳細にまとめていますので、ぜひ参考にして下さい。



上手く本音を引き出せるように、⇧心理的安全性を高める方法については知っておきましょう!
令和時代の若手社員の特徴5.仕事とプライベートは分けたい
娯楽が激増している現代では、仕事とプライベートを完全に分けたがる若手社員が多いです。



若手「いや、やっぱ先輩と話すん楽しいですわ!」



私 「そう?じゃあ今度飲みに行くか!」



若手「いや、自分プライベートで会社の人と会うの苦手なんで、すいません。



私 「あ、そう、、、。」
このような恐ろしい経験を持つ人もいるのではないでしょうか?
ちなみにこれは私の実体験です。
このように、仕事とプライベートを完全に分けたがる若手社員は増えています。
無理強いしてプライベートに付き合わせないようにしましょう。
コミュニケーション不足で仕事が上手くいかない場合は、細かく面談するなど、業務時間内に接する機会を増やすと、上手くいきます。
※部下育成や業務効率化が驚くほど捗る面談術とミーティング術を下記にまとめてしますので、ぜひ参考にして下さい。
【部下育成のためのリーダーシップの極意】面談術を超具体的に教える
【リーダーの3分ミーティング術】部下の育成が劇的に捗る極意!



こういう背景があるので、これから個別面談はさらに重要度を増します!よって⇧の記事にて、面談術を知っておきましょう!
令和時代の若手社員の特徴6.競争したくない
お互いの会社での評価が気になり、評価を見せ合うものの、



「ふーん、けっこう評価いいじゃん。」
ぐらいで終わる若手社員が多いです。
一昔前であれば、



「くっそー、お前に負けるとは!来年見とけよ!」



「来年はもっと差をつけて勝ってやる!」
このように、お互いに刺激を受けて、競い合いながら切磋琢磨するのが、今までは普通でした。
しかし令和時代の若手社員は、競争したくないのです。
なので、若手社員を焚きつけようとして、



リーダー「同期の〇〇くんはがんばってるね。」
と言っても



部下「あいつはすごいですからね。」
程度で終わってしまいます。
なので、今時の若手社員には、競い合いではなく、仕事のやりがいでモチベーションを上げさせるしかありません。
仕事の背景や目的をきっちり説明し、どれだけ任せる仕事が重要なのか説明することで、やりがいを感じさせてモチベーションを引き上げることが大切です。
令和時代の若手社員の特徴7.答えは1つしかないと思い込んでいる
この点に関しては日本の教育が悪いと思います。
日本の教育では、テストの答えが一つしかないことが多いので、自由な発想力が成長しません。
また、一つの問題には一つの答えしかないという思考の枠にはめられてしまっています。
よって、答えが無数にある仕事に対して、上手く解決策が導けない若手社員は多いです。
絶対に間違いのない正解探しをしてしまわないように、若手社員に課題の解決方法を教えてあげましょう。



絶対的な唯一の回答があると思うと、思考の幅が狭まります!正解探しばかりしてしまわないように教えましょう!
令和時代の若手社員の特徴8.憧れや目標とする人がいない
今時の若い社員には、身近に目標とする人がいません。
身近に目標とする人がいると、若手社員の離職率は低くなります。
なので、若手の離脱が激しい会社は、まずロールモデルとなれる先輩社員の育成を急務とした方が良いでしょう。
(もちろん若手が退職する理由はそれだけではありませんが。)
憧れや目標とする人ができると、若手社員のビジョンが明確になったり、仕事に対するモチベーションが劇的に上がります。
令和時代の若手社員の特徴9.ストレスを上手く解消できない
日本は依然としてストレス社会ですが、ストレスを上手く解消できない若手社員が増えています。
例えば、スマートフォンによるソーシャルゲームなどは、趣味としては良いと思います。
しかし、眼精疲労や肩こり、運動不足などを誘発しますので、ストレス解消方法という観点から見ると、おすすめできません。
スポーツなど、他のストレス解消方法をおすすめしてみましょう。



驚くことに、令和時代のリーダーには、若手社員のストレス解消方法の発掘も仕事の一つとして求められるでしょう。
令和時代の若手社員の特徴10.メンタルが弱い
これは薄々気づいているリーダーの方々も多いでしょう。
令和時代の若手社員は、とにかくメンタルが弱いです。
なぜなら、すぐに体罰と言われることを恐れて、学校の教員たちが子供たちを叱らなくなったからです。
また、転職のハードルがかなり下がっていますので、ちょっとでも辛いと感じたらすぐに転職する若手社員が増えています。
上司に若手社員が怒られたなら、リーダーであるあなたがすかさずにフォローしてあげましょう。
部下のメンタルヘルスケアも、これからのリーダーに求められる能力です。
なお、あなたが叱る必要がある時も訪れるでしょう。
そんな時に上手く叱ることが出来るように、下記の記事を参考にして下さい!
【今日からあなたは叱り上手】部下の叱り方20の極意(女性部下も対象)



⇧叱り方は、ぜひ学んでおきましょう!
令和時代の若手社員の特徴まとめ
それでは最後に、令和時代の若手社員の特徴をまとめておきます。
②成功の経験が少ない
③Face to Faceが苦手
④本音で話せない
⑤仕事とプライベートは分けたい
⑥競争したくない
⑦答えは1つしかないと思い込んでいる
⑧憧れや目標とする人がいない
⑨ストレスを上手く解消できない
⑩メンタルが弱い
これからのリーダーに必要な能力は、若手社員について知ることが必須条件である
以上の通り、令和時代の若手社員の特徴を10個ご紹介しました。
若手社員は非常にもろい存在なので、しっかりと若手社員の傾向を掴み、大切にしていかねばなりません。
このように、これからのリーダーに必要な能力は、若手社員について知ることが必須条件となっています。



「なぜここまで下の立場の人間に気を遣わなければならないんだ!」
と考える人もいると思いますが、若手社員を上手く操ることも、仕事の一つだと割り切るようにしましょう。



あなたがリーダーとして、上手く若手社員と仕事を進められることを願っております!さあ、がんばっていきましょう!
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ー以上ー



「あなたのビジネス力の向上、全力で支援します!」をモットーにした、自動車業界の大手メーカーの会社員です。
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