「上司が電話に出てくれない。急ぎだから何度も電話しても大丈夫?」
「上司が電話に出ない時って、上司から折り返しが来るまで大人しく待っていた方が良い?」
このように、上司が電話に出ない時にどうすればいいか分からず、迷う人は多いでしょう。
そこで本記事では、私の部下時代と今のリーダー時代の経験より、上司が電話に出ない時の対処方法について解説していきます。
ぜひ参考にしてください。
上司が電話に出ないからって焦る必要はありません。本記事でしっかり学んでいきましょう!
上司が電話に出ないときの対処方法を具体的に解説
それでは、上司が電話に出ないときの対処方法を具体的に解説していきます。
まず最初に、答えは一つではありません。
あなたが上司に電話をかけた案件の緊急性によって、あなたが取るべき行動は変わってきます。
なので、案件のパターン毎に分けて、解説しています。
パターン①緊急性がある時
例えば、製造現場で設備が異常停止する事態になり、今すぐにでも生産開始しなければ、お客さんの納期に間に合わない。
事態は一刻を争う状況です。
あなたは上司に電話したものの、上司は電話に出ることが出来なかった。
このとき、あなたはどうしますか?
結論ですが、私ならすぐさまメールを入れた後、再度電話します。
それでも連絡が付かない場合は、他の上司やその案件のスペシャリストに連絡を取り、アドバイスを求めます。
つまり順番としては、
①上司に電話(出ない)
⇩
②上司にメール
⇩
③上司に再度電話(出ない)
⇩
④他の上司に電話
となります。
上司が電話に出れない時に、あなたが間髪入れずに何度も電話しても、上司が電話に出れない確率は高いでしょう。
そこで次のステップとして、電話からメールに切り替え、詳細をメールで連絡します。
そのメールを送信した後、ダメもとで再度電話してみましょう。
事態の緊急性と詳細を知らせるメールをあなたが書いている間に、上司が電話に出れるようになっているかもしれません。
それでも電話に出なかったときは、他の上司やその案件のスペシャリストに連絡を取り、アドバイスを求めるようにしましょう。
とにかく緊急性がある時は、アクションを起こしていかなければなりません。
「上司が電話に出なかったのが悪い。俺は悪くない!」
なんて他責の精神でいると、事態はますます悪化していきます。
もう大丈夫!上記順序で対応すれば、あなたに非があることは無いです!
パターン②緊急性がないが重要案件の時
例えば、今すぐ伝えなくても事態は変わらないが、上司が非常に気にしている重要案件に進展があった時。
あなたが上司に電話したものの、上司は電話に出ることが出来なかった。
このとき、あなたはどうしますか?
結論ですが、私ならメールを入れておきます。
そして再び電話はしません。
「電話で詳細を伝えようと思いましたが、電話がつながらず、メールにて失礼いたします。」
と一言添えておけば問題ないでしょう。
上司はそのメールを見て、もし確認したいことがあれば、あなたに折り返しの電話が来るでしょう。
緊急性がないが重要案件の時は、何度も電話する必要はありません。メールで十分です。
パターン③緊急性がなく重要案件でもない
例えば、出張先で無事に業務を終えたことを上司に伝え、帰宅しようとした時。
あなたが上司に軽く報告してから家に帰ろうと思い、上司に電話したものの、上司は電話に出ることが出来なかった。
このとき、あなたはどうしますか?
結論ですが、私なら他の方に伝言を頼みます。
「○○課長が戻ってきたら、無事終わったので帰ります。と一言伝えておいてください。」
これだけで十分です。
緊急性がなく重要案件でもない時は、悩む必要は何もありません。
上司が電話に出ない時のポイントまとめ
それでは、本記事の結論を下記にまとめておきます。
『上司に電話⇒上司にメール⇒上司に再度電話⇒他の上司に電話』
パターン②緊急性がないが重要案件の時
『上司に電話⇒上司にメール⇒これ以上は何もしない』
パターン③緊急性がなく重要案件でもない
『上司に電話⇒他社に伝言⇒これ以上は何もしない』
自分の中で、緊急性や重要度を考え、このルールに従うだけです。
これでもう悩む必要はありません。
余談!堀江貴文さん「電話してくる人とは仕事をしたくない」
飛脚が走って手紙を届けていた江戸時代からメンタリティが変わっていない。悪気なく電話を鳴らしてくる時点で、僕はそんな人とは一緒に仕事をしたくない。電話でしかやりとりできないような人は、僕の時間を無駄に奪う害悪だ。
引用元:堀江貴文「多動力」
最後に、堀江貴文さん著の「多動力」にて、上記文章がありました。
他のページを読んでも、電話を否定する文言が多い。
もちろん、主題は「自分の時間を取り戻す」ことであって、電話そのものを否定している訳では無いです。
しかしこの本を読むと、電話が悪だと誤解してしまう人も多いなと感じました。
もしこの「多動力」を読んだ人がいたら、個人的には電話を悪だと思って欲しくない。
ここまで電話に対してストイックな生き方ができるのはホリエモンだからこそであって、世間一般の大多数の人がやっても上手くいきません。
効率化が進むどころか、緊急を要する時まで上司に電話せずにメールだけすると、
「なぜすぐに電話しなかったんだ!」
と叱られるでしょう。
「いや、ホリエモンの本に書いてあったんです。」
なんて言い訳をすれば、上司も唖然とするでしょう。
もちろん、ホリエモンの意見は非常に尖っており、刺さる人には刺さり、非常に効率化が進むでしょう。
しかし、世間一般の会社・社会人には当てはまらないことが多い。
だから、
「上司に電話すると迷惑かな?」
なんてことは、ホリエモンが上司じゃない限り考える必要がありません。
むしろ、あなたが迷惑と思って緊急性の高い案件を伝えるのが遅くなる方が、上司にとっては困るでしょう。
これからも気にせず電話しましょう。
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