「指示待ち人間が多くてイライラする!え、もしかして俺が指示待ち人間を作っているの?」
「指示待ち人間を生む原因を知りたい!」
このように、指示待ち人間にイライラすることで悩む上司やリーダー、同僚の方々は多いでしょう。
実は、指示待ち人間は最初から指示待ち人間だったわけではなく、上司やリーダーが指示待ち人間を生みだしてしまうことが多いのです!
そこで本記事では、指示待ち人間を生みださないように、指示待ち人間を生みださない方法について解説していきます。
きっとあなたのお役に立てると信じています。
3~5分、あなたの時間をください!本記事を読み終える頃には、あなたは指示待ち人間を作らない方法がバッチリ分かっているはずです!
これでもうイライラしない!上司やリーダーが指示待ち人間を作らない8の方法とは?
それでは、上司やリーダーが指示待ち人間を作らない方法について解説していきます。
①ティーチングばかりに偏らずコーチングを行う
ティーチングというのは「教える」こと、
コーチングというのは「相手に質問し、相手が考えて気付きを得て成長しながら業務を進める」ことです。
部下を指導する際は、ティーチングとコーチングを上手く使い分ける必要があります。
しかし残念ながら、多くの上司やリーダーは、ティーチングばかりでコーチングをあまりしません。
なぜなら、コーチングは面倒で時間がかかるからです。
ここで、ティーチングとコーチングの特徴を下記します。
・答えを教えるだけなのですぐに部下が動ける
・時間がかからず、楽である。
・上司やリーダーの指示に従うだけなので、部下は指示待ちになりやすい。
・質問で相手に答えを気付かせるため、部下が動くまで時間がかかる
・手間暇かかって面倒である。
・自分で考えるため、思考力が磨かれ、自立した人材が育つ。
ティーチングばかりやっていると、部下は指示待ち人間になる確率が上がります。
ティーチングとコーチングは一長一短なので、バランス良く使い分けましょう。
※コーチングのやり方については、下記の記事にて詳細にまとめていますので、ぜひ参考にして下さい。
日本一分かりやすいコーチングのやり方!誰でも即実践できるサイクル
コーチングは絶対習得しておきましょう!上司やリーダーに必須のスキルです!
②すぐ感情的にならない(見守る)
上司やリーダーに対して、部下は立場が弱いです。
なので、上司やリーダーを
「怖い」
と考える部下も多いです。
そのため、すぐ感情的になって怒る上司やリーダーには
「新しいことをやるよりも、言われたことだけやって怒られないようにしよう。」
と考えてしまいます。
恐怖の感情は、部下を指示待ち人間に変えてしまいます。
部下が自由な発想で色々とチャレンジできるように、すぐ怒らずに寛大に見守る気持ちを持つことが重要です。
アンガーマネジメントは上司に必須のスキルです!⇧の2つの記事はさらっと目を通しておきましょう!
③完璧主義をやめる
あなたがもし完璧主義で、部下にも完璧を求めるのならば、あなたは間違いなく指示待ち人間を生みだしやすい方だと言えます。
強く完璧を求める人は、自分のこだわりが強すぎる傾向にあります。
そのため、自分の考えと違うアウトプットに厳しく反応してしまいます。
その結果、部下は
「あの人は自分の完璧を追い求める人だから、言うことを聞いておかないとまた修正される。」
と考えてしまいます。
完璧を追い求める人には、抗うよりも従う方が早く確実に仕事が終わります。
なので従順に従う指示待ち人間ばかりになってしまうのです。
④いつも忙しそうに振る舞わず、余裕の雰囲気を出す
上司やリーダーは、ぶっちゃけ忙しい人が多いでしょう。
そのため、いつもせかせかと動き回っている人がいますが、部下たちは上司やリーダーをどのように見ているのでしょうか?
一つ例を挙げておきましょう。
部下「俺の上司、今日も忙しそうだな・・・。相談したかったけど、またの機会にするか。」
~後日~
上司「○○君、この前の案件進んでる?」
部下「あ、△△さんに相談してから進めようかと思ってて・・・。」
上司「え?だったらなんでもっと早く相談に来なかったの?これだから指示待ち人間は困るんだよー!」
部下「(すごく話しかけにくいオーラ出してたくせに。)すいません・・・。」
このようなやり取りを見て、
「昔こんなことあったな!」
という方もいるのではないでしょうか?
上司やリーダーは、いつでも部下が相談に来やすいように、余裕を持っていなくてはなりません。
じゃないと、部下は上司やリーダーに気を遣ってしまい、いつまでも相談に来れない指示待ち人間になってしまいます。
相談しにくい雰囲気を出しときながら、「なんで相談にこないんだ!」なんて理不尽なことはしないように!要注意!
⑤成功体験を経験させる
指示待ち人間になりやすい人は、自己肯定感が低い場合が多いです。
「私は仕事ができないので、難しい仕事はやりたくありません・・・。」
このような部下は、放置しておくと究極の指示待ち人間になってしまいます。
そこで、自信が無い部下を自主的に動かしていくには、小さな成功体験を積み重ねさせることが大切です。
難易度の低い仕事を任せたり、難しい仕事は同僚にサポートさせたりしましょう。
「あれ、私でもやればできるんだ!」
という自信を付けさせれば、指示待ち人間にならずに済みます。
⑥部下への期待を明確に伝える
部下への期待は明確に伝えるようにしましょう。
ピグマリオン効果といって、他者から期待されると
【成果や学習効果が高まる】
という実験結果があります。
さらに上司やリーダーが期待することで、
「その期待に応えたい!」
という気持ちが部下の中で発生します。
よって、部下への期待を明確に伝えることで
部下は、成果を出しやすく、さらに責任感や使命感を持つことができます。
⑦部下の一つひとつの仕事に感謝する
仕事に対する上司やリーダーのリアクションが無いと、部下は指示待ち人間になりやすいです。
一生懸命仕事をこなして成果を出したのに、誰も何も言ってくれないと、あなたはどう思いますか?
「やってもやらなくても誰も何も言わないなら、やらなくていいか・・・。」
なんて思う人もいるでしょう。
そこで、部下の一つひとつの仕事に感謝し、
「この仕事を完了してくれてありがとう!助かったよ!」
と感謝を言葉として伝えましょう。
そうすることで、部下は仕事をこなすことに達成感と幸福感を得られます。
そして仕事へのモチベーションが上がり、仕事を自主的にこなすようになります。
上司やリーダーの感謝は、部下を自発的に動かします。
感謝の力は偉大なので、感謝は欠かさないようにしましょう。
⑧この人のために働きたい!と思わせる上司やリーダーになる
令和時代の若手社員のモチベーションは大きく変わってきています。
達成や快楽をモチベーションにしていた平成時代と異なり、今では良好な人間関係をモチベーションにする若手社員が増えています。
※下記の記事にて詳細にまとめていますので参考にして下さい。
【部下のやる気がないと悩む上司必見】令和時代のモチベーションを教えます
そのため、この人のために働きたい!という感情をモチベーションにする若手社員がいます。
逆に言うならば、
「この人のためには働きたくないなあ」
と感じる上司やリーダーの下では、モチベーションが上がらず、最低限の仕事しかしない指示待ち人間が生まれてしまいます。
この人のために働きたい!と思われる上司やリーダーになるように努力しましょう。
※この人のために働きたい!と思われる上司やリーダーになるために、リーダーとしての人間性を下記にまとめていますので参考にして下さい。
リーダーの人間性とは結局何か?リーダーの器になる50の項目まとめ
これでもうイライラしない!上司やリーダーが指示待ち人間を作らない8の方法まとめ
それでは最後に、上司やリーダーが指示待ち人間を作らない8の方法をまとめておきます。
これでもう、あなたが指示待ち人間を生みだすことは無くなり、指示待ち人間にイライラさせられることは無くなるでしょう。
②すぐ感情的にならない(見守る)
③完璧主義をやめる
④いつも忙しそうに振る舞わず、余裕の雰囲気を出す
⑤成功体験を経験させる
⑥部下への期待を明確に伝える
⑦部下の一つひとつの仕事に感謝する
⑧この人のために働きたい!と思わせる上司やリーダーになる
あなたが指示待ち人間を作らない素晴らしい上司やリーダーになれることを願っております!共にがんばっていきましょう!
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「あなたのビジネス力の向上、全力で支援します!」をモットーにした、自動車業界の大手メーカーの会社員です。
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