「うちの職場の社員の言動がおかしい・・・。どう対処すればいい?」
「俺の部下の言動が明らかにおかしい!リーダーとして対処したいが、どうすればいいのか分からない!」
このように、今までは普通だったのに、急に言動がおかしくなる社員について悩むリーダーや上司、先輩社員は多いでしょう。
明らかに言動がおかしい場合は、早急に対処する必要があります。
そこで本記事では、言動がおかしい社員の対処方法について解説していきます。
言動がおかしい社員の対処は、リーダーの責務です。
「関わったらやばそうだから放置しよう」なんて無責任なことをすると、後で大問題になる可能性があります。大丈夫、本記事を読んで、一緒に学んでいきましょう。
言動がおかしい社員への対処方法7選とは?
それでは、言動がおかしい社員への対処方法について解説していきます。
①会社の専門医や病院の精神科医に受診させる
まず初めに検討すべきは、会社の専門医や病院の精神科医に受診させることです。
あなたがもしメンタルケアに相当自信があるのであれば、自分で対処しても良いでしょう。
しかし相当な自信が無い場合は、社員の言動が明らかにおかしいならプロに任せるのがベストだと言えます。
「いや、そんな大げさな!大丈夫ですよ!」
と強がって専門医の受診を断る人がいます。
しかし、後々大きな問題を起こさないためにも、
ここは強く言い聞かせて専門医に受診させましょう。
明らかに言動がおかしく、精神的に不安定な場合は、速やかな対処が必要です!「もう少し様子を見よう」という問題の先送り思考は、危険です!
②1on1ミーティング(個別面談)を行う
専門医などに受診させるほど言動がおかしいという訳ではない場合は、1on1ミーティング(個別面談)を行いましょう。
参考例①「最近調子が悪そうだね?」
参考例②「仕事で何か問題があった?」
参考例③「もしかしてプライベートで辛いことがあった?」
このように、オープンクエスチョンで相手の真意を探りましょう。
ただし、プライベートの話に関しては、突っ込みすぎないように気を付けましょう。
プライベートの話は軽く質問して、相手が乗り気でない時は深入りしないようにするべきです。
とにかく1on1ミーティング(個別面談)にて、
「何が原因なのか」
を突き止め、仕事が原因の場合はしっかりと対策を取るべきです。
ここまでが、上司やリーダーの責務になります。
※なお、面談やミーティングの極意については、下記の記事にて詳細にまとめていますのでぜひ参考にして下さい。
【部下育成のためのリーダーシップの極意】面談術を超具体的に教える
【リーダーの3分ミーティング術】部下の育成が劇的に捗る極意!
正しいやり方でやれば、個人面談は本当に効果的です。⇧の記事を読んで、面談術を習得しておきましょう!
③仲の良い社員に聞き取り調査を行う
言動がおかしい社員は、心を閉じてしまい、本音で話してくれないことがあります。
そんな時は、言動がおかしい社員の仲の良い社員に聞き取り調査を行うのも一つの手です。
参考例①「最近○○君の様子がおかしいけど、何か知らない?」
参考例②「○○君、なんだか悩んでいるようだけど、相談に乗ってあげてる?」
このように、仲の良い社員に聞き取り調査を行うことで、解決の糸口を掴めることがあります。
仲の良い社員に聞き取り調査を行うことができるためにも、日頃から職場の社員同士の交友関係についてはある程度把握するようにアンテナを張っておきましょう。
本人じゃないので、聞きやすいのが大きなメリットです!
④仕事量を減らす
言動がおかしい社員は、精神的にまいってしまっている可能性があります。
心の負担を減らすためにも、仕事量を減らすことは有効な手段となります。
チームとの相談になりますが、チームメンバーに少しずつ業務を振り分けましょう。
そして言動がおかしい社員をチーム一丸で支えていくことが大切です。
仕事量が減れば、自ずと心の平穏が戻ってきます。もちろん、根本解決にならないことが多いですが…。
⑤残業時間を減らす
言動がおかしい社員は、働き過ぎて健康を害している可能性があります。
働き方改革が進んでいるとはいえ、まだまだ浸透しておらず、残業時間が非常に多い社員はたくさんいます。
もし言動がおかしい社員の残業時間が多い場合は、しばらく残業時間を減らすようにしましょう。
なお、残業時間だけを減らして仕事量を減らさない場合は、ますます精神的に追い詰めてしまう可能性がありますので、要注意です。
やはり、仕事量を減らすこともセットで考えるようにしましょう。
⑥休暇を取得させる
言動がおかしい社員は、ちゃんと休暇を取得していますか?
仕事に追われてロクに休暇を取得していないどころか、休日出勤していませんか?
休日出勤は当たり前、休暇は取れないなんて職場は、いつか破綻します。
ひとまず言動がおかしい社員の休暇が異常に少ない場合は、無理矢理にでも休暇を取得させるべきです。
休暇によって心身共にリラックスしてもらいましょう。
休暇中に仕事のことを考えて憂鬱にならないように、
「仕事の事は俺たちがやっておくから心配すんなよ!」
と休暇前に一声かけてあげましょう。
休養とねぎらいの言葉をセットで与えてみましょう!
⑦レベルの高い仕事をケアする
人によっては、自分のレベルよりはるかに高いレベルの仕事を持っている場合があります。
言動がおかしい社員も、力量に対してレベルの高すぎる仕事を持っている可能性がありますので、確認すべきです。
もし完全に壁にぶつかっている業務があったら、すぐにケアしてあげましょう。
「いや、一人で困難を乗り越えないと成長しない!」
などと言っている場合ではありません。
言動がおかしいと思った時点で、助けてやらなければなりません。
放置するのと、信じて任せるのは違いますからね。部下の放置は絶対NG!
言動がおかしい社員への対処方法7選まとめ
それでは最後に、言動がおかしい社員への対処方法7選をまとめておきます。
②1on1ミーティング(個別面談)を行う
③仲の良い社員に聞き取り調査を行う
④仕事量を減らす
⑤残業時間を減らす
⑥休暇を取得させる
⑦レベルの高い仕事をケアする
あなたが、言動がおかしい社員に上手く対処できることを願っております!ぜひ共にがんばりましょう!
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