


「コーチングを分かりやすく教えて欲しい!」



「すぐにコーチングが出来るように、具体的に簡単に教えて欲しい!」
このように、簡単に分かりやすくコーチングを知りたい!という方は多いでしょう。
実際コーチングについては、詳細にまとめ過ぎたり、抽象的な言葉で説明したり、具体例無しで解説されることが良くあります。
これじゃコーチングは分かりにくいですよね。
そこで本記事では、日本一分かりやすく実践的なコーチングのやり方の説明を目指しました。
今すぐに誰でも使える実践的な質問のサイクルを解説します。



超具体的なので、本当に分かりやすいです!
なので、ぜひワクワクしながら読み進めてください!
誰でも即実践できる質問サイクル!日本一分かりやすいコーチングのやり方とは!?
それではさっそく、誰でも即実践できる!日本一分かりやすいコーチングのやり方について解説していきます。
難しい話は一切なしです。
このコーチングサイクルを回せば良いだけ。
非常にシンプルです。
※今回は具体例として、「コンビニ店長で月30万円の経費削減が達成できずに困っている相手」を想定します。
サイクル①現状の課題は何ですか?
コーチングの第一歩目は、現状の課題の把握から始まります。
コーチングを必要として困っている相手に、



「現状の課題は何ですか?」
と質問してみましょう。
今回の例で言うと



「月30万円の経費削減が達成できない。」
ということになります。
現状の課題は、



「経費削減ができなくて困っている」
というあいまいな表現ではいけません。



「月30万円の経費削減が達成できない。」
というように、数字や具体的な言葉で課題を明確にすることが大切です。
サイクル②理想の姿は何ですか?
現状の課題が明確になったら、理想の状態をイメージしましょう。
現状の課題をひっくり返すと理想の姿になることがあります。
今回の例だと、
課題「月30万円の経費削減が達成できない。」
理想「月30万円の経費削減を達成できる。」
となります。
さらなる高みを目指すなら



「月50万円の経費削減を達成できる。」
ともなります。
理想の姿は目標になりますので、明確に言語化しておくことは非常に重要です。
サイクル③理想の姿になれない障壁は何?
さて次は、理想の姿にさせてくれないおじゃま虫を見つけていきます。
今回のコンビニの例だと、
「24時間営業で人件費が高い」
「弁当の廃棄代が高い」
「ずっと売れずに賞味期限を過ぎる商品がある」
・・・etc
このように課題はたくさん出てくるでしょう。
なお、ここで質問しながら相手が良いアイデアを出していけるようにコーチングしていく必要がありますが、ここが難関です。
上手く質問しなければ、良い解決策を相手に気付かせることができません。
そこで、アイデア出しに使えるツールの一つとして、オズボーンのチェックリストをご紹介しておきます。
【アイデアをざくざく創出する神ツールの実用例】オズボーンのチェックリストを伝授
※その他アイデア出しに必要な思考方法など、知って損なしの情報を下記しておきます。
【アイデアが浮かばない人へ】アイデアマンが教えるひらめきを邪魔する6つの壁とは?
【アイデアの出し方の基本】アイデアマンが伝授する誰でも分かる超基本14つ



⇧の記事の内容を習熟すれば、アイデアを出すための質問に困ることはありません。
あなたのコーチング力は間違いなく向上するでしょう。
サイクル④今やるべきことはどれですか?
改善のためのアイデアをたくさん出せたなら、次は優先順位を付けていきましょう。
どれもこれも対策を実行するのは、時間的にも予算的にも困難です。
そこで、相手に優先順位を付けさせるために、



「今やるべきことはどれですか?」
と質問しましょう。
もし相手が優先順位の付け方が分からないのであれば、



「効果金額の大きさ・実行するための難易度・実行までのスピードで何を最も重視しますか?」
と質問しましょう。
たとえば、相手が効果金額の大きさを優先したいのであれば、先ほど出したアイデアの中で最も効果金額が大きい対策案を採用しましょう。
サイクル⑤どんな風にやればいいですか?
優先順位が付けられたら、次は具体的な方法を相手に考えさせるように質問していきましょう。



「どんな風にやればいいですか?」
と質問し、具体的な方法を言語化していきましょう。
たとえば、
対策案「弁当の廃棄代を10万円分削減する」
であれば、
具体策1「割引シールを21時ではなく20時に貼り始める」
具体策2「割引シールを30%削減から50%削減にする」
具体策3「商品を小出しにして賞味期限が近い物を買わせる」
具体策4「商品毎に廃棄数を集計し、廃棄数が多い商品の納入を減らす」
具体策5「賞味期限が近い商品を購入するとポイント還元される」
・・・etc
このように、相手から答えをたくさん引き出していきましょう。
時にはあなた自身が提案の例を出してあげると、相手の意見を出しやすくなります。
コーチングは、相手に質問して相手から答えを引き出すだけでは不十分です。
必要に応じてあなたが例を出してあげてサポートすることも重要です。
サイクル⑥いつまでに誰がやりますか?
やり方が決まれば、今度は納期と担当者を決めましょう。
そこで、



「いつまでに誰がやりますか?」
と質問しましょう。
相手に決めさせて、納期をきっちりと守るように約束させましょう。
最後に「結果が出たら教えてね?」と、きちんと報告させましょう。
サイクル⑦実践
後は相手が実践するのを見守りましょう。
しかしここで完全に放置してはいけません。
相手が困っていたら、声をかけてサポートしてあげましょう。
サイクル⑧結果報告
さて、相手からの結果報告を受けましょう。
十分な結果が出ればいいですが、思った通りにならないことも多々あります。
その場合は、サイクル①に戻り、再び現状の課題の把握から始めましょう。
このコーチングサイクルを何度も何度も回していくことで、相手を理想の姿へと導いていくことができます。



以上がコーチングのサイクルとなります。手順通りにやればいいので、シンプルで使いやすいですよ!
日本一分かりやすいコーチングサイクルまとめ
それでは最後に、本記事で紹介したコーチングサイクルをまとめておきます。
サイクル②理想の姿は何ですか?
サイクル③理想の姿になれない障壁は何?
サイクル④今やるべきことはどれですか?
サイクル⑤どんな風にやればいいですか?
サイクル⑥いつまでに誰がやりますか?
サイクル⑦実践
サイクル⑧結果報告
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ー以上ー



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