


「リーダーに任命されたけど、結局どういう心構えをすればいいの?」



「とにかく簡単にリーダーの心得を教えて!難しかったり数が多かったら覚えきれない!」



「リーダー本は文字が多くて難しい!もっと端的にリーダーの心構えを知りたい!」
このように、リーダーの心構えについて、知りたかったり悩みを持ったりする人が多くいます。
そこで本記事では、よりシンプルに覚えやすく、リーダーの心構えを教えます。



リーダーの第一歩としてぜひ知っておきましょう!超簡単に覚えられますので、ぜひワクワクしながら読み進めてください!
リーダーの心構えは、LEADERの頭文字で覚える!
リーダーの心構えをすぐ簡単に覚えたい人は、下記の通り覚えましょう。
L:Listen⇒部下やチームメンバーの話をよく聞く。
E:Express⇒背景や目的について、十分に説明する。
A:Assist⇒部下やチームメンバーを気遣い、支援する。
D:Discuss⇒立場など関係なく、しっかりと話し合う。
E:Evaluate⇒適正な評価を与える。
R:Respond⇒リーダーとして責任を負う。



それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
L:Listen⇒部下やチームメンバーの話をよく聞く。
部下やチームメンバーの話をどれだけ真摯に聞くことができるかが、良いリーダーと悪いリーダーを分ける!
といっても、過言ではありません。
それだけ、人の話を聞くという行為がリーダーには求められます。
むしろ、人の話を聞けないリーダーは、リーダー失格です。
上手く話を引き出すことができなくても良いんです。
不器用でもいいんです。
とにかく最初は、



例①「元気ないけど、なにかあった?」
例②「例のプロジェクト、順調?」
例③「調子良さそうじゃん!公私ともに順風満帆って感じ?」
このように、積極的に部下やメンバーに声をかけ、話に耳を傾けましょう。
※話を聞く傾聴力は、リーダーに強く求められるスキルです!下記の記事にて、傾聴力を高める極意について詳細にまとめていますので、ぜひ参考にして下さい。
【リーダーに絶対必要な能力は傾聴力】傾聴スキルが飛躍する11のコツ



リーダーの心構えとして、話を聞くことは何よりも優先して覚えておくべきでしょう。
E:Express⇒背景や目的について、十分に説明する。



「仕事において最も重要なのは、背景と目的だ!」
という人も多いでしょう。
ケースバイケースなので一概には言えませんが、私も背景と目的の重要性については身をもって体感しています。
部下や新規チームメンバーは、そのグループにおける仕事の背景や目的について、熟知していないでしょう。
特に能力の低い人だと、仕事の背景や目的を一切考えずに仕事に取り掛かる人がいます。
そんな人には、リーダーが背景や目的について、十分に説明しなければなりません。



「この仕事の背景や目的って分かる?」
このように、メンバーが常に仕事の背景や目的を理解して仕事に取り組めているか、確認するように努めましょう。
リーダークラスになると、メンバーの理解力の向上も問われます。
リーダーの心構えとして、常に背景や目的について、メンバーが理解するまで何度も説明するようにしましょう。



どんな仕事だろうと、まず背景と目的を理解することは、めちゃくちゃ重要です!よって、メンバーに背景と目的を理解させることも当然重要です!
A:Assist⇒部下やチームメンバーを気遣い、支援する。
仕事面だけでなく、メンタル面のケアも、リーダーの大切な仕事です。



例①「さっきの打ち合わせ、ずいぶん怒られちゃったね。自分の成長の機会と思って、また一から頑張ろう!俺も一緒に手伝うからさ!まずは解析方法について教えよっか!」



例②「誰だって失敗するから気にし過ぎないようにね!俺なんか、二日間連続で、実験設備を壊したり社有車をぶつけたりしたからね。それでもリーダーとして何とかやれてるし。」
このように、部下やチームメンバーを気遣い、支援してあげましょう。
リーダーの後ろ盾があれば、部下やチームメンバーは伸び伸びと仕事がしやすくなります。



常に部下やチームメンバーを気遣って支援することは、リーダーとして必須の心得の一つです。
D:Discuss⇒立場など関係なく、しっかりと話し合う。



リーダー「結局どうしたいんだっけ?」



メンバー「ん~、不良率を現状の10%まで下げたいです。」



リーダー「じゃあ、10%まで下げるには、何をすればいいんだっけ?」



メンバー「品質上、管理を緩められるところを見つけることですかね?」



リーダー「それも大事だけど、まずは現状分析からじゃない?」



メンバー「あ、確かにそうですね!現状分析したら、原因分析ですね!」



リーダー「お、いいね!まずはそこを調べに行こっか!」
このように、メンバーを放置していると、間違った方向で仕事を進めてしまう場合がありますので、上手く方向修正してあげる必要があります!
そこで、リーダーがしっかりとメンバーと議論する機会を設け、しっかりと話し合わなければなりません。
しかし、



「リーダーだから良いアドバイスをしなければならない」
と気負い過ぎると、活発な議論ができなくなってしまいます。
※部下を正しく導くためには、上手く質問する必要があります。そこで、質問力を爆上げするコツを下記の記事にて詳細にまとめていますので、ぜひ参考にして下さい。
【質問力爆上げ!】質問の仕方15の極意で、あなたも質問の天才に!



肩の力を抜いて、部下やチームメンバーと、立場関係なくざっくばらんに議論できるように心がけましょう。
E:Evaluate⇒適正な評価を与える。
仕事ができたら、ちゃんと褒めてあげましょう。
成長したら、それに見合った賛辞を送りましょう。
だめだった時は、ちゃんと挽回のチャンスを与えましょう。
このように、仕事に対して、適正な評価をフィードバックすることが大切です。



ダメな例「仕事終わった?お疲れさん。じゃあ次の案件頼むね。」
これじゃあ、部下は張り合いがありません。



「(俺がんばったのに、何もコメント無しかよ。)」
部下がこのように思ってしまうのも仕方がないでしょう。
しっかりと部下の仕事ぶりを見て、適正な評価を与えることも、リーダーとしての務めです。
R:Respond⇒リーダーとして責任を負う。
部下やチームメンバーは、能力がまだ低い状態です。
そのため、失敗しやすいので、なかなか大きなチャレンジができず、委縮してしまいます。
それだと、仕事を通して成長しにくいですし、仕事の質も向上しないでしょう。
そこで、リーダーがメンバーの分の責任をしっかり背負ってあげましょう。



例①「失敗しても俺が責任取ってやるから、思いっきりやっていいぞ!」



例②「最近がんばってるし、今回の仕事は一任するから、自分の好きなようにやっていいよ!ただし、困ったら何でも相談に乗るから、すぐに言ってね!失敗しても、俺がちゃんと上司に説明するから、安心して!」
このように、部下やチームメンバーが安心する一声をかけてあげましょう。
※責任感は高めることが出来ます。そこで、責任感を持つための方法について、下記の記事にて詳細にまとめていますのでぜひ参考にして下さい。
リーダーに責任感は必要?責任感を超簡単に身に付ける15の方法!



リーダーの心構えとして、メンバーの責任を背負ってあげることは、非常に重要です。
リーダーの心得「LEADER」は覚えるだけじゃ意味なし!実践せよ!
本記事でご紹介したリーダーの心構えは、覚えているだけじゃ意味がありません。
しっかりと覚えたら、毎日実践していきましょう。
LEADERの6つの心得を書き出して、机に張り出してもいいでしょう。
とにかく実践し、しっかりと自分の血肉としましょう。
LEADERの6つの心得が、意識せずに自然と行動に出るようになったら、あなたは立派なリーダーになっていることでしょう。



あなたがリーダーの6つの心得を習得し、部下やチームメンバーから信頼されるリーダーになれることを願っております!さあ、がんばっていきましょう!
※本記事をブックマークし、ぜひ定期的に振り返って下さい。何度も読み返すことで必ずあなたの仕事力向上の手助けになれると確信しています。ブックマークをおすすめします。
※本記事が少しでもあなたのお役に立てたなら、下記のシェアボタンで、ぜひ本記事をみんなにもシェアしてあげてください。
ー以上ー



「あなたのビジネス力の向上、全力で支援します!」をモットーにした、自動車業界の大手メーカーの会社員です。
超人的な成功者のリーダー論ではなく、普通の職場・現場に近くて実用的なリーダーシップ・ビジネススキルの持論を展開します。
激変の時代でも活躍できるよう、あなたをブログで全力支援します。
私のプロフィール詳細はこちら!まずは私を知って下さい!
Twitter:@katsuhiroleader ←有益情報を届けますので【フォロー】頂けると嬉しいです。
コメント