どうも、かつひろです。今日はテレビ番組で放送された「激熱リーダーズ」を視聴したので、まとめて解説していきます。
・令和時代に必要なリーダー像が分かる。
・廣瀬 俊朗、原 辰徳、原 晋、橋下 徹という各界で活躍する4人のリーダーシップ論が分かる。
リーダーとして第一線で活躍し続けた凄まじい実績を持つ方々から、これからのリーダーシップを学ぶことができます。ワクワクしながら読み進めて下さい♪
・現場やトップなど、ポジションによって求められるリーダーシップは違う。
・喜びや楽しさだけではなく、ルールや厳しさも教える。
・不透明な時代を楽しむ。
・不透明な時代でも一歩踏み出す勇気を持つ。
・一人ひとりがリーダーとして未来志向を持ち、白紙のキャンバスに成功を描く。
・孤独は変革するリーダーに必要。
・リーダーの真価は反対の声が上がった時に問われる。
・時に嫌われることをやらないといけない。
激熱リーダーズとは?概要や対談する人たちは誰?
それではまず、激熱リーダーズについてまとめておきます。
激熱リーダーズとは?
激熱リーダーズとは、2020年7月4日午後4時にて、テレビ愛知発 テレビ東京系列全国6局ネットにて放送されたテレビ番組です。
激熱リーダーズの概要とは?
元ラグビー日本代表キャプテン・廣瀬俊朗。中学、高校、大学、社会人とずっとキャプテンを務めてきた廣瀬が、各界で活躍するリーダーと対談。様々な難局を乗り越え、それぞれのリーダーが感じた苦悩や下した決断、リーダー論などを語り合う。コロナ禍で激動の2020年、今こそ社会や未来の子どもたちのために何ができるか、何をすべきかを考える。
元ラグビー日本代表キャプテンの廣瀬俊朗が、各界のリーダーとの対談を通し新時代のリーダー像を考えるという趣旨の番組です。
今回対談する各界で活躍するリーダーは、下記3人です。
①読売ジャイアンツ監督・原辰徳
②青山学院大学陸上部監督・原晋
③元大阪府知事・元大阪市長・橋本徹
素晴らしいリーダーシップを持つ方々なので、自分自身のリーダーシップの構築のために、非常に参考になりそうです!
①廣瀬 俊朗×原 辰徳の対談まとめ
それではまず、廣瀬 俊朗×原 辰徳の対談をまとめておきます。
概要
野球界の盟主、スター軍団をまとめる名将・原辰徳監督。
プロの世界での監督の役割、目的、そしてどのような心境で三度目の監督を務めているか?最も影響を受けた人は?令和の時代にリーダーにとって大切なこととは?今後についての考えなど、自身も高校球児だった野球大好き芸人・レッド吉田も興味津々。そして原辰徳監督からの日本を奮い立たせる言葉とはー。
原監督は、3回も巨人で監督を経験されています。リーグ優勝8回、日本一3回という点から、リーダーとしての実績は十分です。
対談まとめ
原監督の対談内容を全て見て感じたことは、勝負に勝つということへの強い目的意識でした。
チームの目的が勝つことである以上、五分五分の勝負でいかに我々が勝つかということが、リーダー的な監督として重要だと語ります。
4:6ならやはり6が勝つ。しかし4.9:5.1という、ほぼ互角の試合で勝利に導くことが重要だということです。
さらに、もし負けたとしても、いかに次に繋げられるかが大切とのこと。我々応援する側は、勝った負けたしか語らないことが多いので、考えさせられる言葉です。
また、必ずしも監督の指示には従わない選手がいます。
これは、我々会社勤めの人たちにも経験がある方が多いでしょう。
「指示通りに部下が動かない!」
ということは、残念ながらあるあるですよね。
そこで原監督は、選手を指示通り動かすには、日頃の教育が大切だと語ります。
だらだらプレーする選手は、チームの勝つという目的と違う方向に向かっているということであり、「君はチームの一員ではない。個人軍だ。」と伝えているようです。
チームあっての個人。
チームとして勝つことに全力を出せるように、日頃から教育することが重要とのことです。
いきなり叱り飛ばしても上手くいくわけがないということですね。日頃から部下と向き合い、教育に目を向けることが大切です。
また驚くことに、原監督は、監督業を「辛い」「辞めたい」と思ったことが無いようです。
「プレッシャーがあるのは当たり前で、それを楽しむこと。」
「未来が予想できないことは、楽しい事だ。」
このように前向きに捉えています。
先行きが不透明な今の時代だからこそ、分からないことを楽しむということは重要な考え方ですね。
令和の時代に必要なリーダーとは?
それでは最後に、原監督が語る「令和の時代に必要なリーダーとは?」をまとめます。
・これからの時代、愛の鞭はどんな状況でも許されない。教育に暴力は無いので、とにかく話すこと。コミュニケーションを取ること。
・喜びや楽しさだけではなく、ルールや厳しさも教える。
楽しさだけではスポーツはできない。だからこそ本気でスポーツに取り組むことが大切だと感じました。
・チャレンジする事、一歩踏み出す挑戦者である事を大切にして欲しい。
・チャレンジ精神をもって、汗をかくこと。汗をかける喜び、チャレンジする喜びを感じること。
チャレンジする事。汗をかく事。今あなたはできていますか?今出来ていないなら、これから頑張っていきましょう。
廣瀬 俊朗×原 晋の対談まとめ
続いて2人目、廣瀬 俊朗×原 晋の対談をまとめておきます。
概要
青山学院大学 陸上競技部監督・原晋。
サラリーマンから監督就任へ、その後青学史上初の箱根駅伝総合優勝を果たす。リーダーシップの原点は子どものころのとある事件から?選手時代の経験から社会人営業で生かし感じたこと、それを糧に指導者となり、今目指すこととは。何のために勝つのか?どんな未来を作りたいか?原晋監督が考える令和の時代に必要なリーダーとは?
伝説の営業マンであり、スポーツの監督としても名を馳せるユニークなイメージがあります。いったい何を語るのかが楽しみですね。
対談まとめ
「口下手なんです。」
全くイメージにありませんが、意外と口下手だという原監督。
営業時代に、プレゼン用に一文字一文字原稿を作り込んでいた経験から強く感じたことがあるそうです。
それは、
用意した言葉は人に伝わらない!
ということです。
リーダーは自分で言葉とルールを作れ!と語っています。リーダーは、相手に響く言葉を語れるようになりたいですね。
続いて、「監督の指示に従わない選手とどう向き合うか?」ということについても語っています。
「落ち着いていこう」という指示に対して、選手が自己ベストに近いペースで走り出した経験を語りました。
「選手が指示に従わないことは、腹立つこともある。しかし指導者は我慢しないといけない。それを抑えつけたり怒ってしまうと、チャレンジしなくなる。」と持論を展開します。
また、失敗させることも大切だと語ります。
もちろん最後の大舞台で指示を無視して失敗してはいけないけど、それ以外はOK!と許容する姿勢を持ちましょう。
また、原監督は、箱根駅伝は「多くのファンのみなさん、国民のみなさんに明日も頑張ろうという元気を与える。」という大きな視点を持っていると語っています。
もちろん箱根駅伝に限らず、あらゆる仕事に通じる考え方だと感じます。
ただ作業をしてお金をもらうのではなく、人の役に立つことをしているという意識は、常に持っておきたいところです。
原監督は、下記2点が必須だと言いました。
①未来志向であること
②責任が取れること
また、コロナ後の社会は新しいメカニズムを作る必要があるので、白紙のキャンパスにデッサンする能力が必要。
失敗を小さな視点でとらえず、大きな流れで将来の成功につながっていることを描ける能力を鍛えていくべきである。
総理大臣だけがリーダーではなく、一人ひとりがリーダーとして、白紙のキャンバスに新しいルールを作り上げていきましょう!
これからの時代は、一人ひとりがリーダーというのは随所で語られています。あなたもリーダーとしての自覚を持ちましょう!
廣瀬 俊朗×橋下 徹の対談まとめ
最後に、廣瀬 俊朗×橋下 徹の対談をまとめておきます。
概要
現在はタレントとしても活躍する弁護士・橋下徹。
かつては大阪府知事、大阪市長として数々の行政問題にメスを入れた政界の風雲児が語るリーダー像とは。北野高校ラグビー部の先輩後輩という間柄で「廣瀬」「橋下さん」と呼び合う二人。高校時代の経験や仲間との絆が今に生かされているという。リーダーとはどうあるべきか、大切なことは何か?今この正解が分からない時代にどんなリーダーが必要とされるかについて熱く語り合う。
政界の風雲児、革命児として圧倒的なリーダーシップを発揮してきた橋本さん。私も大好きなので、何を語るのかが楽しみです。
対談の内容まとめ
橋本さんと言えば、変革・改革のイメージが強いですよね。
だからこそ、周りとの軋轢が激しいです。
その軋轢に心折れずに耐えられているのは、ラグビーでひたすら辛い練習に耐えてきた経験が活きているからだということです。
変革型リーダーに忍耐力は必須!高い忍耐力は、ガチガチの体育会系の特権ですよね。
橋本さんが力強く語ったのは、「嫌われることをやらないと意味がない。」ということです。
「正解の分からない時代なので、分からない中でも一歩踏み出せる。」
「孤独だからこそ踏み出せた。だから孤独は一歩踏み出すための必要条件だ。」
と語っています。
周りの意見を聞いていては流されてしまう。自分が決めるんだという強い意志をもって、恐れずに踏み出すことが重要だという言葉には、強く共感できました。
また、橋本さんは「リーダーの真価は反対の声が上がった時に問われる。」と言います。
「これまでと違うことをやろうとした時は、反対の声が必ず上がる。反対の声に押されて踏みとどまると、前に進めない。けど反対を押し切ると大反発がくる。ここをいかに上手く乗り切るかが重要。」と語ります。
さらに、橋本さんは「人事権と予算権がないとリーダーシップが発揮できない。」と自分のリーダーシップについて語ります。
「知事や市長は、作られた仕組みの中で発揮するリーダーシップ。一方、スポーツチームなどは個人の能力や資質でリーダーシップを発揮するポジションだ。」
ポジションによって、求められるリーダーシップが変わるのは当然のこと。自分のポジションと求められるリーダーシップについては、常に試行錯誤したいところですね。
ここで、橋本さんとは立場が違う「廣瀬さんが考えるリーダーシップ」をまとめておきます。
①良い人間関係を築く
②目的を明確にする。
③選手に役割を与える。
橋本さんは、「スポーツのチームや、派閥の長の人たちは、人間的な魅力があるからみんなが付いてくる。つまり個人の資質が求められる。だからこそ、個人の資質でまとめていくリーダーシップは、嫌われるとやっていけない。」と語っています。
一方、組織のトップの役割はどうでしょうか?
①組織のメンバーが誰も言えないことをやる
②組織のメンバーから嫌われることをやる
リーダーは後の時代で評価される存在ということを知っておくべきですね。リアルタイムで好かれることしかできないリーダーには、変革はできません。
「これからのリーダーは、正解がないようなことばかり求められるから、相談相手もいない。だから自分で全責任を負うんだという覚悟を持たないといけない。」と橋本さんは語ります。
孤独であること。責任を負う覚悟を持つこと。難しいことですが、これからのリーダーに必要なことですね。
令和の時代に必要なリーダーとは?
それでは最後に、橋本さんの考える、令和の時代に必要なリーダーをまとめておきます。
正解が分からないこれからの時代では、正解を見つけてから一歩動き出すリーダーはダメ。
正解探しは参謀部隊に任せ、正解が分からない中でも一歩を踏み出せることが大切。
孤独は辛いけど、リーダーには必要条件であり、孤独に耐えられる力が必要。
自信をもって一歩を踏み出すべき。
リーダーになるべき人がリーダーになって、一歩踏み出していく。
日本はそれができる国である。
重要なポイントのまとめ
それでは最後に、私が重要だと感じたポイントをまとめておきます。
・現場やトップなど、ポジションによって求められるリーダーシップは違う。
・喜びや楽しさだけではなく、ルールや厳しさも教える。
・不透明な時代を楽しむ。
・不透明な時代でも一歩踏み出す勇気を持つ。
・一人ひとりがリーダーとして未来志向を持ち、白紙のキャンバスに成功を描く。
・孤独は変革するリーダーに必要。
・リーダーの真価は反対の声が上がった時に問われる。
・時に嫌われることをやらないといけない。
廣瀬 俊朗さん、原 辰徳さん、原 晋さん、橋下 徹さん。ありがとうございました!これからの更なる活躍を楽しみにしています!
最後までお読みいただいたあなたへ。ありがとうございました!
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ー以上ー
「あなたのビジネス力の向上、全力で支援します!」をモットーにした、自動車業界の大手メーカーの会社員です。
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