「リーダーに任命されたんだけど、リーダーに責任感って必要?ある程度てきとうな方が上手くやれたりしない?」
「リーダーとして責任感を身に付けたい!でもどうすればいいの?」
「リーダーになるから責任感を簡単に伸ばす方法を教えて欲しい!」
このように、リーダーの責任感についての悩みを持っている人は、大勢いるでしょう。
そこで本記事では、これらの問題について、私なりの見解を述べていきます。
自分が責任感があるか否かについて考えたことはありますか?ないなら、一度は責任感と向き合ってみましょう!
結論!リーダーに責任感は必要!
まず結論ですが、リーダーに責任感は必要です。
その理由を下記します。
・やり切る力に大きな差が出るから
・責任逃れをするリーダーは周りから信頼されないから
・具体的な指示が出せないから
・仕事に対して真摯に向き合わないので、相談できないから
・メンバーを叱れないから
以上の通り、責任感がないリーダーはもれなく、部下やチームメンバーにリーダーとしての資質が無いと判断されてしまいます。
部下やチームメンバーに、リーダー失格の烙印を押されてしまうと、そこから立ち直すのは難しいです。
よって、リーダーを引き受けた以上は、責任感を持つことが大切です。
当然、リーダーだけじゃなく、一流のビジネスパーソンになるには、責任感は必須です。やり切る力が劇的に変わってくるからです。責任感は高めておきましょう!
リーダーとしての責任感を簡単に身に付ける15の方法とは?
それでは次に、リーダーとしての責任感を簡単に身に付ける15の方法について、ご紹介していきます。
これらを徹底できれば、あなたは間違いなく、リーダーとしての責任感を身に付けることができるでしょう。
①言い訳をやめ、自分のミスだと認める
言い訳をしたい気持ちはよく分かります。
100%自分が悪いミスなんて、ほぼありませんから。
ミスした時は、ついつい
「いや、○○といった理由があったので、どうしようもなかったんです。」
なんて言ってしまいます。
しかし、言い訳をして守れるのは自尊心だけで、周りから
「みっともない」
と思われ、大切な信頼を失ってしまいます。
色々な事情があるにしろ、自分のミスだとしっかり捉え、言い訳をしないことで、あなたのリーダーとしての責任感は育っていきます。
「仕方なかった」なんて言い訳は、思考停止に繋がりますので、使わないように!
②約束を守る
部下やチームメンバーとした約束は守るようにしましょう。
そして、部下やチームメンバーにも、約束を守るように指示しましょう。
お互いに約束を守ることで、あなただけじゃなく、チームとしての責任感が育っていきます。
「この仕事はこの日までに終わらせる!」
と決めたなら、みんなで約束し、きっちりと納期通りに終わらせましょう。
約束を守り続けることで、あなたの責任感は養われていきます。
一度決めた約束は、原則何としてでも守るものです。「あいつとは仲が良いから約束破っても許してくれる」なんて発想はNG!
③部下やチームメンバーのミスを「自分事」と捉える
リーダーは自分のミスだけじゃなく、部下やチームメンバーのミスの責任も負う必要があります。
ここで、
「直接自分は関わっていないから、無関係だ!」
なんて無責任な考えをしてはいけません。
部下やチームメンバーのミスは、自分のミスと等しいと捉えることが大切です。
チームの仕事は自分の仕事というように、あらゆることを自分事として認識することで、責任感は伸びていきます。
「何事も自分事」これ、私のモットーの一つです。この言葉をつぶやくだけで、責任感が高まりますので、お試しあれ!
④部下やチームメンバーのミスを責めない
ミスを人のせいにしてなすりつけたり、責めたりしないことが大切です。
わが身可愛さに、
悪い例「なんでこんなミスをしたんだ!!」
と部下やチームメンバーのミスを責めてはいけません。
良い例「ミスを事前に防げなかった俺も悪い。再発防止策を一緒に考えようか。」
と、部下やチームメンバーのミスを一緒に背負ってあげましょう。
とにかく人を責める癖のある人は、人を責めないように気を付けましょう。
他人のミスに厳しい人、残念ながらいますよね。必要以上に責めず、共に解決策を模索するようにしましょう!
⑤物事を先延ばしにしない
困難だったり、大変な仕事は、ついつい先延ばしにしがちです。
しかし、それは単なる逃げであって、
「誰かがやってくれないかな?」
という無責任な意識の表れです。
嫌な物事こそ、早く対処するべきです。
⑥自分から率先して動く
最初の動き出しは特に難しい場合が多いので、まずは様子を見たいという人が多いです。
しかし、そこで自分から率先して動くことができる人は、仕事に対する責任感が人一倍強い人だと言えます。
物事をしっかりと自分事として捉えられているので、
「みんなが動かないならまずは俺が動く。その代わり、しっかり付いてきて欲しい。」
という姿勢を部下やチームメンバーに見せることができるのです。
逆に言うならば、意図して自分から率先して動くことで、責任感を養うことができるということです。
⑦不平不満を言わない
リーダーは、他の人よりも理不尽な目にあうことが多いです。
ちょっとしたことで、上からは怒られ、下からは文句を言われます。
しかしここで、
「誰もリーダーの苦労を分かってくれない!じゃあお前らがリーダーやってみろよ!」
と不平不満を言ってはいけません。
※言いたくなる気持ちは、私もめちゃくちゃ分かります。笑
理不尽な出来事に耐えるのもリーダーの仕事の一つですので、その仕事にちゃんと向き合いましょう。
「俺が至らなかったから文句を言われるんだ。どこが悪かったのか考えよう。」
このように捉え、不平不満が漏れ出ないように気を付けましょう。
不平不満は自分自身もチームの士気も著しく下げてしまいます。
もちろん、我慢してばかりだと鬱憤が溜まりますので、チームに関係ない家族や友人などには、ストレス発散として不平不満を言っても良いでしょう。
口を開けば不平不満ばかり言う人は、要注意!周りのせいにしてしまう傾向にありますので、気を付けましょう!
⑧被害者ぶらない
悪い例「そんな話、今初めて聞いたぞ!あーあ、もっと早く言ってくれたら対処できたのに。やられたなー。」
このように、自分も関係者なのに、被害者ぶらないようにしましょう。
被害者ぶってる内は、とてもじゃないですが責任感なんて持てないでしょう。
良い例「どうしてここまで話してくれなかったの?もしかして俺が相談しにくい雰囲を出してた?」
このように、自分にも非があると捉えていくことが大切です。
⑨有言実行する
「チームとして、この目標を達成しよう!」
「リーダーとして、メンバー全員と毎週30分ずつ話す機会を設けるぞ!」
このように何らかの目標を立てたら、それを宣言して有言実行しましょう。
有言実行を繰り返し達成していくことで、あなたの責任感はみるみる向上していくでしょう。
なお、パブリックコミットメントと言って、
「周囲の人に目標を宣言すると達成率が向上する」
という心理学的に立証された効果があります。
この観点からも、有言実行はかなり有効な手段だと言えます。
「達成できなかったら恥ずかしい」というネガティブな感情を乗り越え、周りに宣言できる人は強い!
⑩立てた目標は簡単に諦めない
「うーん、目標を高く立てすぎたな。ちょっと修正するか。」
このように、立てた目標を簡単に諦めてしまうリーダーは、責任感が足りないと言われても仕方がないでしょう。
もちろん、あまりにも無茶な目標だったのならば、修正は必要でしょう。
しかし、目標を修正する癖を付けてしまうと、甘えが生じてしまいます。
自分が立てた目標を、無責任に変えてしまう甘ちゃんは、リーダーとして不適だと言わざるをえません。
立てた目標を簡単にあきらめないようにしましょう。
時にはハードルを下げることは重要です!しかしハードルを下げるクセが身に付いてしまわないようにしましょう!
⑪人からの意見を真摯に受け止める
リーダーは、時として厳しい言葉を投げかけられることがあります。
そんな時に
「そんなこと言われても知らない!勝手な事ばっかり言うな!」
と、人の意見に耳を貸さないのはいかがなものでしょうか。
このような人は、できない自分を指摘されるのが怖くて逃げているだけであり、まさに無責任リーダーの典型例でしょう。
辛い言葉でも、人からの意見を真摯に受け止めることが大切です。
⑫その場しのぎでてきとうな事を言わない
「ああ、それぐらいならできると思いますよ!任せて下さい!」
このように、特に深く考えずに、その場しのぎでてきとうな事を言ってしまう人がいます。
出来るかどうか分からないのに安請け合いをしてしまう人は、無責任としか言えないでしょう。
相手の言葉に対して、ちゃんと受け止め、考え、それから返事をするようにしましょう。
思考停止で「はいやります!」と安請け合いする人は無責任な人の特徴ですね。けっこうこんな人が多いと思いますので、あなたは気を付けましょう!
⑬失敗した時のイメージを持つ
「もしこの仕事が上手くいかなかったとき、一体どんなことが起こるんだろう?」
このように、失敗した時のイメージを持つことは大切です。
私の場合は、
「あの日までに生産できるようにしないと、客先に対して欠品を出してしまうな。そうなると、今回の製品だけでなく、今後の取引にまで影響してしまう。それはまずい。何としても仕事を完了させないと!」
と、明確に仕事が失敗した時のイメージを持つようにしています。
「なぜこの仕事をやらないといけないのか?」
ということをしっかりと認識することで、責任感を持つことができます。
⑭尊敬するリーダーを見つけてマネする
尊敬するリーダーが身近にいる場合は、ぜひその人のマネをしてください。
素晴らしいリーダーと言うものは、必ず責任感が強いと言っても過言ではありません。
その立ち居振る舞いから、責任感の秘訣を学び取りましょう。
もちろん、責任感以外の面も、盗める者は盗んでしまいましょう。
なお、マネや技術を盗むという行為に罪悪感を覚える人がいますが、気にする必要はありません。
どんな偉大な人も、マネやパクリをしていますので。
⑮周りから頼られることを誇りに思う
リーダーは、部下やチームメンバーから頼られます。
そのことを誇りに思いましょう。
「これからも頼られ続けるには、どうしたらいいでしょうか?」
その答えはもちろん、リーダーとして責任感を持って仕事に挑み続けることでしょう。
周りから頼られ、これからも頼られたい!という欲求を持てば、自ずと責任感は湧いてきます。
リーダーとしての責任感を簡単に身に付ける15の方法まとめ
それでは最後に、リーダーとしての責任感を簡単に身に付ける15の方法をまとめておきます。
②約束を守る
③部下やチームメンバーのミスを「自分事」と捉える
④部下やチームメンバーのミスを責めない
⑤物事を先延ばしにしない
⑥自分から率先して動く
⑦不平不満を言わない
⑧被害者ぶらない
⑨有言実行する
⑩立てた目標は簡単に諦めない
⑪人からの意見を真摯に受け止める
⑫その場しのぎでてきとうな事を言わない
⑬失敗した時のイメージを持つ
⑭尊敬するリーダーを見つけてマネする
⑮周りから頼られることを誇りに思う
仕事をきっちりこなすなら、責任感は超重要!あなたが責任感を持って仕事に取り組めることを願っております!さあ、がんばっていきましょう!
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ー以上ー
「あなたのビジネス力の向上、全力で支援します!」をモットーにした、自動車業界の大手メーカーの会社員です。
超人的な成功者のリーダー論ではなく、普通の職場・現場に近くて実用的なリーダーシップ・ビジネススキルの持論を展開します。
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