「令和時代において、リーダーとしてモチベーションを保つためには、どのように考えればいいんだろう?」
「リーダーってやっぱり決断力が大切だよね?令和時代のリーダーには、他に大切な能力がある?」
このように、令和時代でモチベーションを保つリーダーの思考方法や、これからリーダーとして生き残れる素養について知りたいと思う人は多いでしょう。
これから先の時代では、リーダーは「want思考」をベースとして仕事を進めていかなければ、モチベーションを保つことができないと私は考えます。
何事も「want思考」で考え、動き、判断できるリーダーこそ、令和時代で活躍できるリーダーだと、私は考えています。
そこで本記事では、「want思考」の詳細や、必要な理由について、私なりの見解を述べていきます。
間もなくwant思考の時代がやってきます!今のうちに学んでおきましょう!ぜひワクワクしながら読み進めてくださいね!
want思考・can思考・must思考について
それではまず、want思考・can思考・must思考という3つの思考方法について、解説していきます。
want思考とは?
want思考とは、自分がしたいこと・やりたいことをベースとして考えることを指します。
ユーチューバーなど、令和時代の若者たちが、自分の好きなことで大きく稼ぎ、活躍している姿を、あなたも目の当たりにしているはずです。
まさに令和時代は、自分の好きなことで生きていく時代になっています。
しかし、企業勤めのリーダーにとって、やりたくないことをやらないということは、現実的ではないと思う方も多いでしょう。
この点については、後述します。
can思考とは?
can思考とは、出来るか出来ないかで物事を判断する考え方を指します。
できる・できないで物事を判断するようになると、少しでも難しい案件を目の当たりにすると
「これはできそうにない」
と判断し、諦めグセが付く傾向にあるのが人間の弱さです。
must思考とは?
must思考とは、「○○しなければならない」や「○○をやらないといけない」という義務感をベースとした考え方を指します。
企業勤めのほとんどの人は、must思考に陥っていると言えます。
「やりたくないけどやらないといけないから」
あなたも、このようなネガティブな思考で仕事をしていませんか?
can・must思考が時代遅れで、今後はwant思考の時代になる理由
それでは、令和時代のリーダーが生き残るには、want思考でなければならない理由について、解説していきましょう。
団塊の世代と言われる一昔前の方は、今よりもはるかに物が少なかった時代を生きてきました。
娯楽も、ご飯も、便利さも、今と比べ物にならないほど、不足していた時代です。
なので、団塊世代は、飢えを原動力として働いていました。
「バリバリ働き、成果を出すことこそが仕事の意味だ!」
「自分を追い込んででもしっかり働き、出世して稼ぐぞ!」
このように、ガツガツ働くことこそが美徳だと言わんばかりの働き方をしていました。
つまり団塊の世代は、「〇〇しなければならない」というmust思考こそが正義の時代でした。
それに対し、令和時代に社会に飛び出していく若者たちは、すでに満たされた世界で育ってきました。
物質的にも情報的にも満たされた世代なので、飢えとは無縁の生活を送ってきています。
飢えた経験がないので、ガツガツ働いて稼ぐということに、いまいちピンときていないんです。
つまり令和時代の若者は、「〇〇しなければならない」というmust思考よりも、「好きなことをしたい!」というwant思考で働きたいと考える傾向にあります。
これから時代が進むにつれて、ますますwant思考を持つ若者たちが増えてきます。
よって、もしあなたがcan・must思考こそが正しいと考えて、その考えを貫こうとしても、時代がその思考を許してくれません。
時代は間違いなくwant思考を持つ人が生きやすい時代へと変わっていくでしょう。
つまり、can・must思考は時代遅れであり、これからはwant思考こそが時代にあった考え方になります。
それに、
「無理難題そうだけど、なんだかワクワクする仕事だな!」
という気持ちを持っておく方が、モチベーションを保つことができます。
辛い思いをしているリーダーがモチベーションを保つ方法としても、want思考は大切だということです。
リーダーとしてwant思考を身に付ける方法
前項にて、令和時代ではwant思考が時代に合った思考方法だということについて解説しました。
それでは次に、want思考を身に付ける方法について、ご紹介していきます。
自分が本当にやりたいことを紙に書き出す
want思考を身に付けるために、まず最初にやることとしては、自分が本当にやりたいことを紙に書き出すことです。
うそ偽りなく、本音をさらけ出して書くようにしましょう。
恥ずかしいなんて感情は斬り落として下さい。
自分の心に耳を傾け、自分と真正面から向き合いましょう。
「自分が本当にやりたい事って何だろう?」しっかり時間を取って自問自答しましょう!
日常の〇〇しなければならないを、〇〇したいと置き換える
want思考で生活しようとしても、そう上手くいかないのが現実です。
日常は〇〇しなければならないということに溢れています。
そこで、日常の〇〇しなければならないということを、〇〇したいというwant思考に置き換えてみましょう。
一例を下記します。
must思考:チームの一体感を強めなければならない
want思考:チームの一体感を強めたい
どちらが楽しそうに仕事に取り組めるかは、一目瞭然ですよね?
リーダーのモチベーションを保つためにも、want思考は重要です。
捉え方一つで、モチベーションは大きな影響を受けます!
自分がしたいことを部下に発信する
さて、want思考が自分の中に染み付いてきたら、want思考を自分のチームメンバーや部下に発信していきましょう。
リーダーとしてwant思考を身に付けるのであれば、自分だけでなく周りにもwant思考を根付かせることが重要です。
「チームの新しい挑戦として、会社をあっと驚かせる新製品を作ってみたいんだけど、興味ある?」
このように、あなたがもし革新的な製品を開発したいという思いがあるのであれば、ぜひ周りにも発信し、want思考の波紋を広げていって下さい。
したいと思うなら、「したい!」と発信しましょう!
部下のしたいことを聞き出す
リーダーであるあなたのしたいことばかりを発信することは、フェアではありません。
それはwant思考ではなく、傲慢思考だとチームメンバーに思われてしまっても仕方がありません。
自分のwantだけでなく、チームメンバーや部下のwantを引き出し、チャレンジしていくのが良いでしょう。
部下やチームメンバーが、自分のwantを話して実際に行動できると、彼らのモチベーションは非常に高い状態になるでしょう。
夢を語るとワクワクするのと同じで、したいことを語るとモチベーションが爆上げします!ぜひお試しあれ!
令和時代で生き残るリーダーは、卓越した能力ではなく、want思考を持つことが条件
リーダーに求められる能力やスキルは、多岐に渡ります。
また、リーダーに求められる人間性も、たくさんあります。
しかし、令和時代に生き残るリーダーには、これらの条件よりも、want思考を身に付けて行動できることが重要でしょう。
ますますwant思考が重要視される時代になることは、まず間違いないと考えます。
これから先は、やらされ仕事ばかりでは、チームメンバーや部下はついてきません。
娯楽が加速度的に増えている令和時代では、やらされ仕事では、あなた自身のモチベーションも保てないでしょう。
want思考は自分を突き動かす原動力となります。
もちろん、何でもかんでも、自分がしたいことだけで生きていけるほど世の中は甘くありません。
しかし、少しでも日常と仕事をwantで満たせるようなリーダーになることが、令和時代で生き残り、活躍できるリーダーになる条件です。
あなたがwant思考を身に付け、令和時代を悠々と泳げるリーダーになれることを願っております!さあ、がんばっていきましょう!
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ー以上ー
「あなたのビジネス力の向上、全力で支援します!」をモットーにした、自動車業界の大手メーカーの会社員です。
超人的な成功者のリーダー論ではなく、普通の職場・現場に近くて実用的なリーダーシップ・ビジネススキルの持論を展開します。
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