「従業員エンゲージメントを高めたい!そのための具体的な方法を知りたい!」
「従業員エンゲージメントって何?部下のやる気を上げられるなら教えて欲しい!」
このように、従業員エンゲージメントに関する悩みを抱える上司やリーダーは多いでしょう。
そこで本記事では、従業員エンゲージメントを高める具体的な方法を解説していきます。
具体的かつ分かりやすくまとめましたので、今すぐにでも使えるぐらい実用的です!
「従業員エンゲージメントって何?」というところから解説していきますので、ご安心ください。3~4分あれば読めますので、お付き合いください!
従業員エンゲージメントとは?
最近では、従業員エンゲージメントという言葉をよく聞くようになりました。
従業員エンゲージメントとは、eNPSとも呼ばれ、
職場に対する推奨度
になります。
職場に対する推奨度と言われてもあまりピンとこないですよね。
もっと分かりやすく言うと、
・会社をどれだけ信頼しているか
・会社にどれだけ貢献したいと考えているか
という、会社への愛着を測る指標という認識でオッケーです。
従業員エンゲージメントを高めるメリットとは?
従業員エンゲージメントが高いほど、下記メリットがあります。
・離職率の低下
・モチベーションの向上
・従業員同士の信頼が強まる
・職場の雰囲気が良くなる
・困難な課題にも挑める風土ができる
・従業員の成果が向上する
上記の通り、従業員エンゲージメントが高いことによるメリットは非常に大きいです。
ぜひ、従業員エンゲージメントを高めていきましょう。
従業員エンゲージメントを高める具体的な10の強化方法とは?
それではいよいよ、従業員エンゲージメントを高める具体的な強化方法について解説していきます。
①経営理念を自分の言葉で職場に落とし込む
経営理念は、会社の全部署に浸透する為に抽象的な言葉で語られることが多いです。
その為、より現場に近い一つひとつの職場にはしっくりこないことが多いです。
だから浸透しにくいんです。
そこで、経営理念を自分の言葉で職場に落とし込みましょう!
より具体的に職場に合う言葉で落とし込むことで、経営理念を職場に浸透させることができます。
経営理念が職場に浸透し、職場のメンバーが共有し、共感することで、エンゲージメントは高まります。
以上より、経営理念を自分の言葉で職場に落とし込むことで従業員エンゲージメントを高めることができます!
上からの言葉をそのまま伝えたって、下の人の心には全く響きません。みんなにより近いあなたの解釈が入った言葉だから、共感してくれるのです。
②自分の職場(チーム)のビジョンをみんなと考え共有する
ビジョンを言語化して共有しましょう!
経営理念だけでなく、職場やチームとしての理想の姿やビジョンを掲げることが大切です。
自分たちは何を成し遂げるのか?
どんな姿を目指していくのか?
自分たちのビジョンについて、部下たちもリーダーと共に考えることで、当事者意識や一体感が得られます。
その結果、従業員エンゲージメントが高まるんです。
以上より、自分の職場(チーム)のビジョンをみんなと考え共有することで、従業員エンゲージメントが高まります!
※チームビジョンの具体例や、チームビジョンの作り方については、下記の記事にて詳細にまとめていますのでぜひ参考にして下さい。
【チームビジョンの具体例を紹介!】チームを導く究極のビジョンとは?
チームビジョンは本当に重要なのに軽視されがち。⇧の記事を読み、チームビジョンについてしっかり学びましょう!
③風通しの良い職場を作る
一昔前と異なり、現在の従業員たちは働きやすさを強く求めるようになりました。
福利厚生ではなく、
自由に意見が言えたり、
朝礼が盛り上がったり、
上司とのコミュニケーションが取りやすかったり、
職場の風通しの良さに心の安定を求めるようになりました。
よって、風通しの良い職場を作ることで、従業員エンゲージメントが高まります。
※風通しの良い職場を作るコミュニケーションの極意について、下記の記事にて詳細にまとめていますのでぜひ参考にして下さい。
【保存版】風通しの良い職場を作るコミュニケーション10の極意とは?
これからの若手社員は、ますます心の平穏を求めるようになります。なので今から職場の風通しを良くする準備を始めていきましょう!
④目標やあこがれの先輩を一緒に考える
今の時代は、どんな仕事をするよりも、誰と仕事をするかということを重要視する人が増えています。
それは、仲良しこよしのメンバーで仕事をするというよりも、自分が目標としたりあこがれとする人と働きたいという欲求が目立つと感じます。
しかし、Face to Faceのコミュニケーションが苦手な若手社員が増えているので、従業員同士の交流が減り、そもそも目標やあこがれの先輩を見つけることが出来ないという状況に陥りかねません。
そこで、目標やあこがれの先輩を一緒に探してあげることで、従業員エンゲージメントを高めることができます。
これからの時代は、個人の時代です。人に焦点を当てた目標設定も大事です。
⑤新入社員にはOJTリーダーを担当させる
新入社員は、知識や経験が無くて職場に貢献できないので、無能だと感じやすいです。
しかも慣れない業務で精神的にも病んでしまう可能性が高い傾向にあります。
そこでOJTリーダーを選任し、新入社員の指導育成を担当してもらう。
充実したサポート体制によって、新入社員の従業員エンゲージメントは高まります。
※教育上手になれるOJTリーダーの心構えについて、下記の記事にて詳細にまとめていますのでぜひ参考にして下さい。
【教育上手なOJTリーダー10の心構えとは?】最強の指導育成者への道
OJTリーダーは本当に必要な存在です。私もOJTリーダー経験が長いので、その重要度を身をもって感じています。
⑥公平公正な評価を行う
自分が職場に必要とされているかどうかを測る指標として、評価を気にする人は多いです。
単なるえこひいきで評価が高い人がいたり、
不当な理由で低い評価を付けられると、
不信感を募らせてしまいます。
よって、公平公正な評価を行うことを意識しましょう。
低い評価を付けざるを得ない人は、その理由を隠さず伝えましょう。
全員に公平公正な評価を行うことで、従業員エンゲージメントは高まります。
「何でロクに仕事していないあいつが最高評価なの!?」という不当な評価はどこの会社でも存在します。不信感に直結するので、公平公正さは強く意識しましょう!
⑦帰属意識を実感させる
帰属意識とは、
「ある集団に自分が属している、その集団の一員であるという意識」
のことです。
もっと具体的に言うと、
・自分はこのチームに無くてはならない存在である。
・この職場において重要な存在である。
という認識を持たせることです。
そのためには、
・よく褒める。
・仕事をこなす度に「ありがとう!」と感謝を伝える。
・「もうチームの主戦力だね!」など実力を評価する。
などが有効です。
承認欲求を満たしてあげることで、帰属意識を実感させれば、従業員エンゲージメントは高まります。
よく褒め、よく感謝し、ちゃんと評価する。シンプルだけど最強のテクニックです。
⑧一人ひとりが責任感を持てるようにする
責任感を持つということは、仕事にやりがいを感じ、自分がチームを引っ張っていくという気概を持ってもらうことです。
一人ひとりが責任感を持てる職場は、従業員エンゲージメントが高まります。
責任感を持たせるのはそう難しくありません!
まずは職場やチームに貢献できていることを感じさせることです。
チームや職場、社会に貢献できているという実感は、自己肯定感に直結します。
一人ひとりが担当している仕事の社会的意義や、貢献度の大きさについて伝えることで、従業員エンゲージメントを高めることができます。
そして何より、上司やリーダーがしっかりと責任感を持ち、部下たちに示すことが最も大切です。
上司やリーダーが責任感を高める方法については、下記の記事にて詳細にまとめていますのでぜひ参考にして下さい。
リーダーに責任感は必要?責任感を超簡単に身に付ける15の方法!
残念ながら、最近の若手社員は責任感が希薄な傾向にあります。責任感は本当に重要なので、責任感は全員が持つべきものです。
⑨仲間意識を持てるようにする
「このチームならどんな問題も解決できる!」
「チームワークが抜群だから非常に効率の良いチームだ。」
このように、このチームだからこそ成し遂げられる仕事があるということをしっかり伝えましょう。
また、仕事だけでなく雑談を楽しむことで、損得を離れても付き合っていける仲間だという実感を持ってもらうことが大切です。
すると、一人ひとりが仲間意識を持ち、従業員エンゲージメントが高まります。
他にも、
・適合感を持てるようにする。
・このチームで仕事をするのは快適だ。
・職場の雰囲気が良く、自分に合っている。
・この職場は自分らしさが出て働きやすい。
というように、まさに自分らしい職場だと感じてもらうことが大切である。
そのためにも、個性を活かした仕事を割り振ったり、自由裁量権を与えてある程度自分の好きなように仕事を進めさせましょう!
このように適合感を持てるようにすることで、従業員エンゲージメントは高まります。
「この職場の仲間は最高!」「この職場はまさに自分に合っている!」みんながこのように感じてくれる職場を目指そう!という心意気がまずは大切です。
⑩心理的安全性を高める
心理的安全性とは、
社員が自分の意見を物怖じせずに言えたり、自立して行動できる状況です。
・無知でいることを恥ずかしいと思わなくていい。
・自分をさらけ出せる。
・お互いの情報をしっかりと共有し合え、情報の透明性が高い。
・思ったことをしっかり言える。
・間違いを認めても見限られたり、呆れられたりしない。
このような雰囲気を作ることで心理的安全性が高まり、その結果従業員エンゲージメントも高まります。
※心理的安全性を高める極意については、下記の記事にて詳細にまとめていますのでぜひ参考にして下さい。
「何を言ってもバカにされない!鬱陶しいと思われない!」とみんなが思えるように、柔らかい雰囲気作りを心がけましょう!
従業員エンゲージメントを高める具体的な強化方法まとめ
それでは最後に、従業員エンゲージメントを高める具体的な強化方法についてまとめておきます。
②自分の職場(チーム)のビジョンをみんなと考え共有する
③風通しの良い職場を作る
④目標やあこがれの先輩を一緒に考える
⑤新入社員にはOJTリーダーを担当させる
⑥公平公正な評価を行う
⑦帰属意識を実感させる
⑧一人ひとりが責任感を持てるようにする
⑨仲間意識を持てるようにする
⑩心理的安全性を高める
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ー以上ー
「あなたのビジネス力の向上、全力で支援します!」をモットーにした、自動車業界の大手メーカーの会社員です。
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