「リーダーは日々何を心がけて行動すればいい?」
「リーダーとしてどのような戦略を練ればいい?」
このように、リーダーとしての行動と戦略をどうすればいいかについて、悩むリーダーはおおいでしょう。
その答えは、山本五十六の語録にあります。
そこで本記事では、山本五十六のリーダーとしての名言をご紹介します。
この通りに行動できれば、周りから一目置かれるリーダーになれることは、間違いないでしょう。
山本五十六さんの名言からは、理想のリーダー像のヒントが盛りだくさんです!ぜひワクワクしながら読み進めてくださいね!
山本五十六とは?
まず、山本五十六について、簡単にご紹介しておきましょう。
山本五十六(やまもと いそろく)は、1943年まで生きた日本の海軍軍人です。
明るい性格で、部下や同期の人たちから強固な信頼を寄せられていた人物だったようです。
第二次世界大戦前に命を落としましたが、この時代に残した山本五十六の名言は、令和時代にも通用する素晴らしいものでした。
下記項目にて、山本五十六の名言を、私なりの見解を交えながらご紹介していきます。
山本五十六のリーダーとしての名言とは?
やってみせ
言って聞かせ
させてみせ
褒めてやらずば
人は動かじ
引用:山本五十六語録
これが山本五十六のリーダーとしての名言です。
この言葉だけでも、ある程度意味は推測できるでしょうが、もっと分かりやすく理解するために、私なりの見解を交えてご説明していきます。
やってみせ
部下は、経験や知識が浅いので、いきなり
「やってみろ!」
とリーダーに言われても、困惑してできないことが多いでしょう。
そこで、まずはリーダー自身が実際に仕事をやってみせて、部下のお手本となることが大切だと、山本五十六は言っています。
実際にやってみせることで、部下の理解は深まり、何をするべきかイメージも付きますので、仕事のモチベーションも上がります。
あなたは、いきなり部下に
「やっといて!」
なんて雑な仕事の任せ方はしていませんか?
令和時代の若手社員は、雑に仕事を任されることにストレスを感じてしまいますので、まずはやってみせることが大切でしょう。
言って聞かせ
あなたは、部下に仕事を任せる時に、仕事の背景や目的をちゃんと伝えていますか?
・なぜこの仕事をやる意味があるのか
・やらないとどうなるのか
・どれほど大切な仕事なのか
ということを説明する責任が、リーダーのあなたにはあります。
ただ仕事を任されても、その点が見えてこないと、部下はやる気にはならないでしょう。
リーダーとして説明責任を果たすことで、部下が仕事のやりがいを持てるようにしてあげることが、リーダーには求められます。
忙しいなんて言い訳はせず、リーダーとしての責務を果たしましょう。
させてみせ
やってみせて、言って聞かせた次は、実際に部下に仕事をさせてあげましょう。
この時大切なのは、たださせてみせるのではなく、成功体験を積ませることを意識することです。
部下は成功体験を積んでいないので、自分に自信が無い状態です。
これから先、部下が伸びるかどうかは、成功体験を積み重ねられるかどうかにかかっています。
そこでリーダーは、陰ながら部下を支援しながら仕事をさせてあげることが大切です。
部下が仕事を成し遂げた時、自己肯定感が高まり、更に高いレベルの仕事に取り組む意欲が高まるでしょう。
褒めてやらずば
部下が仕事を成し遂げた時、あなたは部下にねぎらいの言葉をかけてあげていますか?
また、仕事をやり遂げたことに対して、褒めてあげていますか?
部下がした仕事に対して、
「こうすればもっと良かったね。」
「次はこうしてみようか?」
といったフィードバックも大切です。
悪かったことのフィードバックが無いと、部下は育ちませんからね。
しかし、まず最初に行うべきは、フィードバックではなく、褒めてあげることです。
褒めるという行為が無いと、特に令和時代の若手社員は精神的に弱いので、モチベーションが上がらず、追い込まれていきます。
※褒め方や叱り方が分からない方は、下記の記事にて詳細にまとめていますので、ぜひ参考にして下さい。
【部下の褒め方と叱り方バイブル】効果5倍マシ!?仕事で即使える秘技
※フィードバックの仕方が分からない方は、下記の記事にて詳細にまとめていますので、ぜひ参考にして下さい。
褒めてあげることで、部下の自信につながり、またモチベーションアップにもつながります。
とにかく部下が何らかの仕事をやり遂げた時は、まず最初に
「よくやってくれた!」
「お疲れ様!」
「大変だったのにきちんとクローズしてくれたね」
といった、ねぎらいや褒め言葉をかけてあげましょう。
褒めて承認欲求を満たすことは、めちゃくちゃ重要です!⇧の記事を読み、褒め方や叱り方はぜひ学んでおきましょう!
人は動かじ
やってみせ、言って聞かせ、させてみせ、褒めてやることで、ようやく部下は動いてくれるということを、山本五十六は言っています。
つまり、これだけしてやらないと、真の意味で人は自主的に動かないということです。
「ここまでしなくても、うちの部下はしっかり働いているよ?」
と思う方もいるでしょう。
しかし、それはやらされ仕事であり、部下は真の意味で自主的に仕事をこなしているとはいえないでしょう。
その状態では、部下が高い成果を発揮することはできません。
やってみせ、言って聞かせ、させてみせ、褒めてやることを常に意識しなければならないでしょう。
山本五十六のリーダーとしての名言まとめ
それでは最後に、山本五十六の名言から、リーダーの行動と戦略を下記の通りまとめます。
やってみせ:リーダーが手本として部下に仕事のやり方を見せる
言って聞かせ:仕事の背景や目的を部下にしっかりと伝える
させてみせ:リーダーが支援しながら部下に仕事をやらせ、成功体験を積ませる
褒めてやらずば:仕事を成し遂げたら、まず最初に褒めること
人は動かじ:上記4つを大切にしてやっと人は動く
この鉄則を守り切れば、あなたのリーダーとしての行動と戦略は、間違った方向には進まないでしょう。
あなたがリーダーとして、素晴らしい行動ができ、また正しき戦略を練れることを願っております!さあ、がんばっていきましょう!
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ー以上ー
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