「初めて部下の指導をする!部下の指導で心がけるべきことって何?」
「部下をグングン伸ばす指導方法を知りたい!」
このように、部下の指導について悩む上司やリーダーの方々は多いでしょう。
私も、部下を伸ばす指導については頭を悩ませたことがありますので、その気持ちが痛いほどよく分かります。
そこで本記事では、私の指導育成の経験から、部下をグングン伸ばすための指導で心がけるべきことを解説していきます。
きっとあなたのお役に立てると信じています。
3分あれば読めるのに実用的です!ぜひワクワクしながら読み進めてください!
部下の指導で心がけるべきこと7選とは?
それでは、部下の指導で心がけるべき事について解説していきます。
①期待していることを伝える
部下への期待はしっかり伝えましょう!
ピグマリオン効果といって、他者から期待されると
【成果や学習効果が高まる】
という実験結果があります。
もちろん過剰に期待しすぎるとプレッシャーを与えてしまいますが、
「期待してるよ!」
という上司やリーダーのあなたからの一言を、部下は欲しがっています。
また、期待されることによって部下は、
責任感や使命感を持つことができます。
よって、部下への期待はしっかり伝えましょう!
ピグマリオン効果は部下を伸ばす秘訣!ぜひ活用して下さい!
②小さな仕事にも大きな意味があることを伝える
部下を指導する時は、実際に仕事を与えて仕事をこなしながら教育するというOJT制度を採用している会社が多いです。
さて、部下に与える仕事の中には、誰でも出来る超簡単な仕事もあるでしょう。
その仕事をやっている時に、部下は
「なんでこんな簡単な仕事を俺がやらないといけないんだよ!」
と反発することがあります。
そうならないためにも、小さな仕事にも大きな意味があることを伝えましょう。
「誰でも出来るような仕事を何で私がやらないといけないの?」
ではなくて、
「この仕事はあの人たちの役に立つからがんばろう!」
と思えるように指導する必要があります。
よって、小さな仕事にも大きな意味があることを伝えましょう!
どんな仕事にも必ず意味があるはず!それをちゃんと伝えましょう!
③小さな成功体験を積み重ねさせる
指導する部下の中には、自己肯定感が低い部下もいるでしょう。
「私はあまり賢くないので、難しい仕事はできそうにありません・・・。」
このような自信が無い部下を指導していくには、小さな成功体験を積み重ねさせることが大切です。
成功体験によって自信を付けさせることで、難しい仕事への抵抗感がなくなり、仕事を覚えるスピードが高まります。
部下の指導は、技術的や思考的なものとは限りません。
自信などのメンタル面が向上するように教え導くことも重要な指導の一環となります。
よって、小さな成功体験を積み重ねさせることを心がけて指導するようにしましょう!
④「また1つ成長したね」と伝えて成長を実感させる
指導育成される部下は、一人立ちができない自分に嫌気がさしてしまうことがあります。
「仕事ができない私がこの職場にいても足を引っ張るだけ・・・。」
と自分の存在欲求が満たされていない状態に陥ってしまいます。
部下がそのような状態に陥らないように、部下が仕事をこなす度に、
「また1つ成長したね」
と伝えて部下に成長を実感させましょう。
このように自分の成長を実感できると、部下はあなたからの指導育成に前向きな姿勢を持てるようになります。
さらに部下からの信頼も得られます。
よって、「また1つ成長したね」と伝えて成長を実感させることが大切です。
成長を実感できると、人は成長欲求が刺激され、さらに成長することを求めるようになります!部下の成長意欲、刺激しまくりましょう!
⑤メモを取らせる
指導する際は、必ず部下にメモを取らせることを心がけるべきです。
なぜなら、あなたが指導したことは、残念ながら日が経つにつれて忘れられていくからです。
エビングハウスの忘却曲線といって、いかに人が忘れやすいかを示すデータがあります。
エビングハウスの忘却曲線というものがあり、人間は下記の通り忘れていきます。
・20分後:42%を忘却(58%を保持)
・1時間後:56%を忘却(44%を保持)
・1日後 :74%を忘却(26%を保持)
・1週間後:77%を忘却(23%を保持)
・30日後 :79%を忘却(21%を保持)
なんと、20分後には半分近くを忘れてしまいます!
そのため、後で思い出せるように部下にメモを取らせないと、あなたの指導が水泡に帰すことになります。
いかにメモを取らせることが重要か分かって頂けたかと思います。
よって、メモは取らせましょう。
⑥ティーチングとコーチングを使い分ける
指導する際は、ティーチングとコーチングを使い分けましょう。
使い分ける方法を下記します。
・部下に全く知識がない時。
・業務の基礎を教える時。
・緊急性が高い時。
・部下にある程度知識がある時。
・部下を成長させたい時。
・緊急性が高くない時。
ティーチングとコーチングは、どちらかに偏り過ぎると部下の指導が上手くいきません。
上手く使い分けていきましょう。
コーチングのやり方については、下記の記事にて詳細にまとめていますので、ぜひ参考にして下さい。
日本一分かりやすいコーチングのやり方!誰でも即実践できるサイクル
上司やリーダーは、絶対コーチングを知っておきましょう。コーチングの具体的なやり方については、⇧の記事がかなり役立ちます。
⑦指導者としての自覚を十分に持つ
部下が指導者から受ける影響は、想像以上に大きいです。
指導した内容はもちろんですが、指導者としてのあなたを日頃から部下は観察しています。
そのため、あなたの立ち居振る舞いが悪いと、部下も
「確かこの仕事はある程度てきとうでいいんだよな。あの人もそうしていたし!」
と悪影響を受ける可能性があります。
指導者になることで、これからのあなたの影響力は今までよりも大きくなりました。
そのため、指導者としての自覚を十分に持つことが大切です。
部下の指導で心がけるべきこと7選まとめ
それでは最後に、部下の指導で心がけるべき事7選をまとめておきます。
②小さな仕事にも大きな意味があることを伝える
③小さな成功体験を積み重ねさせる
④「また1つ成長したね」と伝えて成長を実感させる
⑤メモを取らせる
⑥ティーチングとコーチングを使い分ける
⑦指導者としての自覚を十分に持つ
あなたの指導育成力が高まり、部下の育成上手な上司になれることを願っております!共にがんばっていきましょう!
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ー以上ー
「あなたのビジネス力の向上、全力で支援します!」をモットーにした、自動車業界の大手メーカーの会社員です。
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