「リーダーとして立場は上だけど、部下に自分より年上の担当者がいて、扱い辛くて困っている。」
「年上の部下は、力不足なのにプライドが高くて、上手く操れない。上手く指導育成を成功させる接し方はない?」
このように、自分の方が立場は上だけど年齢は相手の方が上の部下がいることで、困っている人が多くいます。
たしかに、年上部下って、扱いに困りますよね。
そこで本記事では、年上部下の上手い扱い方7選をご紹介します。
リーダーが指導育成を成功させる接し方が盛りだくさんですので、ぜひ一読下さい。
年上部下は味方にすれば頼もしい!さあ、上手い扱い方を一緒に学んでいきましょう!ワクワクしながら読んでくださいね!
年上部下の上手い扱い方7選
それでは、年上部下の上手い扱い方7選について、順に説明します。
①チームの困り事を相談し、頼りにする
年上部下は、年下のリーダーにアゴで使われることに強い抵抗を示します。
なぜなら、年上部下は劣等感が人一倍強く、プライドも高い傾向にあります。
そこで、年上部下に積極的にチームの困り事を相談し、頼りになる存在として扱ってみましょう。
チームの困り事を解決するヒントを得られますし、年上部下のご機嫌も取れますので、まさに一石二鳥です。
経験が長い分、頼りにされたいという欲求が強い傾向にあります!その欲求を満たしてあげましょう!
②年上部下のキャリアを尊重する
年上部下は、出世街道から外れていますが、自身のキャリアに敏感です。
そのため、キャリアを尊重している姿勢をみせましょう。
「〇〇さんの今後の方針について、一緒に考えたいんだけど、どうですか?」
このように、年上部下のキャリアについて一緒に考えようと提案すると、年上部下のご機嫌を取ることができます。
③新入社員、若手社員のOJTリーダーに任命する
最近はどこの会社もOJTリーダーを導入することが増えています。
OJTリーダーとは、新人や後輩の指導を担当する社員を指します。
特に新入社員の場合は、年齢が近い入社5年目までの若手社員が担当することが多い傾向にあります。
しかし、若手社員は自身の業務で手一杯で、教育に割く時間が十分に取れず、OJTリーダーとしての役目を果たし切れていない場合も多いです。
そこで、年上部下をOJTリーダーとするのも良いでしょう。
年上部下ならではの幅広い経験や知識を活用してもらい、存分にOJTリーダーとして活躍して頂きましょう。
しかし、年上部下と若手社員では年齢差があるので両者の関係が上手くいっているか否かについて、リーダーであるあなたがしっかりと気にかけてあげる必要はあります。
リーダーとして小まめに二人の関係性をチェックし、サポートしてあげましょう。
経験や知識が豊富なので、教育係として適していることが多いです!しかし指導力が有るか無いかはまた別問題なので、よく見極めましょう!
④新入社員、若手社員の勉強会の講師に任命する
年上部下をOJTリーダーに任命しない場合でも、何らかの形で新入社員や若手社員の教育に携わってもらうことをおすすめします。
例えば、新入社員、若手社員の勉強会の講師に任命しましょう。
年上部下は頼られていると感じたり、自身の経験や知識を披露できる場に、やりがいを感じることでしょう。
また新入社員や若手社員は、年上部下からの指導を受けることで、たくさんの気付きを得られます。
双方にメリットがありますので、ぜひ新入社員、若手社員の勉強会の講師に年上部下を任命し、活躍してもらいましょう。
しかし、人前で話すのが苦手な年上部下もいますので、きちんと了承を得るようにしましょう。
⑤マニュアル作りを担当してもらう
読むだけでやり方が分かるマニュアル作りは、どの職場でも必要です。
しかし、割と新しい業務でまだマニュアルが無かったり、分かりにくいマニュアルが多いのも事実でしょう。
そこで、年上部下に、誰もが簡単に理解できるマニュアル作りを担当してもらいましょう。
若手社員は、職場や業務の知識が浅いので、マニュアル作りの精度は高くありません。
そこをしっかりと説明して、年上部下だからこそできる作業だと思わせれば、年上部下を上手く導くことができるでしょう。
業務を熟知している年上部下だからこそ任せられる仕事だということをアピールしましょう!「あなたがから頼めます!」と伝えましょう!
⑥職場のご意見番として長年の知識を活用する
年上部下の最大の強みは、若手社員には無い職場専用の知識です。
各職場には、それぞれのルールがあったり暗黙知がありますが、細かいところまで知り尽くしているのが、年上部下の武器です。
よって、職場のご意見番として、年上部下の長年の知識を活用してあげましょう。
例えば、
職場の離職率を下げる試みを行いたい時に、過去に行った有効な対策は無かったかなど、年上部下に意見を求めましょう。
職場のご意見番として活用してくれることに、年上部下はやりがいを感じるでしょう。
⑦年上部下の経験を活かせる仕事を任せる
年上部下は、若手社員と異なり、年齢的に新しい仕事を覚えるのが苦手です。
そのため、今までの経験を活かせる仕事を任せるようにしましょう。
例えば、過去に分析装置を使った評価を経験していたなら、サンプル評価のスペシャリストになってもらうのが良いでしょう。
年上部下は、新しいことに恐れを抱きますが、一方で過去の経験に関係することなら喜んでやることが多いです。
年上部下の上手い扱い方7選まとめ
それでは、年上部下の上手い扱い方7選をまとめておきます。
②年上部下のキャリアを尊重する
③新入社員、若手社員のOJTリーダーに任命する
④新入社員、若手社員の勉強会の講師に任命する
⑤マニュアル作りを担当してもらう
⑥職場のご意見番として長年の知識を活用する
⑦年上部下の経験を活かせる仕事を任せる
年上部下の扱いに、リーダーとしての手腕が問われる
年上部下の扱い方は、繊細で難しい面があります。
そのため、いかに年上部下を上手く扱うかというところに、リーダーとしての手腕が問われるでしょう。
本記事を参考に、ぜひ年上部下と上手く接し、導いてあげましょう。
あなたが年上部下と上手く行くことを願っております!さあ、がんばっていきましょう!
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「あなたのビジネス力の向上、全力で支援します!」をモットーにした、自動車業界の大手メーカーの会社員です。
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