


「ヒューマンエラーの発生を徹底的に防止したい!具体的で簡単な方法を知りたい!」



「ヒューマンエラーがいつまでも減らない!減らすためのヒントを知りたい!」
このように、ヒューマンエラーの発生について頭を悩ませている上司やリーダーは多いでしょう。
そこで本記事では、ヒューマンエラーを徹底的に防止する簡単な10の対策方法について解説していきます。



2~3分で読めるのに、実用的です!ぜひワクワクしながら読み進めてください!
ヒューマンエラーを徹底的に防止する簡単な10の対策とは?
それでは、ヒューマンエラーを徹底的に防止する簡単な10の対策について解説していきます。
①A-KOMIK(エイコミック)サイクルを回す
A-KOMIK(エイコミック)は、ヒューマンエラーを未然に防止するツールです。
要するに、問題が発生する前に、隠れた問題の種を摘み取ってしまう方法です。
6つの方法があり、それぞれの頭文字を取って、A-KOMIKと名付けています。
A:あいまい
K:決めごと
O:教える
M:守らせる
I:異常を見つけ処置する
K:改善する
A-KOMIKのサイクルを下記します。
【A】 作業する人にとってのあいまいさを見つけて取り除く
【K】 初心者目線で標準類を作り直す
【O】 誰が教えても同じくらいの時間で、一人前に育てられるように仕事の教え方を標準化する
【M】 決めごとを厳格に守らせる責任者を機能させる
【I】 職場の異常を誰でもすぐにわかるように見える化し、早期処置の仕組みを確立する
【K】 決めごとを決められたサイクルで見直され、常に最良の決めごとを追求する
引用元:https://www.chusanren.or.jp/nagano/01.html
実際に私がA-KOMIKを試して感じたポイントを下記します。
【A】
作業のあいまいさは一人じゃ分かりませんので、一人の動作を複数人が確認する必要があります。
【K】
ベテランや経験者だけにマニュアル作成を依頼すると、カンコツによる抜け漏れが生じてしまいます。
なので、仮完成したマニュアルを、実際に初心者に見てもらい必要に応じて修正するのが良いです。
【O】
仕事自体のマニュアルだけじゃなく、仕事を教えるためのマニュアルも必要になります。
教育用のマニュアルがあると、教育者によるばらつきが減りますし、教育に抜け漏れがなくなります。
ここはしっかり作り込み、また実際の教育で感じたことなどをフィードバックしてマニュアルをブラッシュアップしていくことが重要です。
【M】
人はルールを守りにくい生き物ですので、ただルールを作るだけではヒューマンエラーは発生してしまいます。
そこで、決めごとを厳格に守らせる責任者を選任しましょう。
【I】
管理値を設けてモニターを設置し、管理値から外れるとアラームが鳴るなど、職場の異常の見える化の仕組みづくりができれば、ヒューマンエラーを未然に防止できます。
【K】
あとはひたすらサイクルを回し、改善に次ぐ改善を行っていきましょう。
※A-KOMIKについて、さらに詳細を知りたい方は、下記本を読むことをおすすめします。
②指差し呼称する



「安全確認、よし!」



「電源オフ、よし!」
このように、掛け声をかけながら指を指して確認することで、ヒューマンエラーや危険を回避する確率を高めることができます。



製造現場では当たり前ですが、ホワイトカラーの方々の中には、指差し呼称を恥ずかしいと感じる人もいます。私も最初はそうでした。
しかし、その効果は確かなものがありますので、本気でヒューマンエラーを無くしたい場合は、積極的に指差し呼称を取り入れても良いでしょう。
職場でルール化してみんなで徹底すれば、すぐに恥ずかしさも無くなります。
③思い込みを無くす8の方法を取り入れる
ヒューマンエラーは、人の勝手な思い込みによって発生することが多くあります。
そのため、思い込みを無くすことで、ヒューマンエラーの発生率は大幅に下げられることができます。
思い込みを無くす方法は、下記の通り8の方法があります。
・修蔵息遊の教えを実践する
・誰に対する指示か?名前を明確にする。
・責任感を持たせ、当事者意識を根付かせる
・判断基準を明確にする
・チェックシートを作る
・思い込みや思考停止しない思考方法を全員が身に付ける
・重要ポイントは何度もリマインドする
・部下の「分かりました」の理解度を確認する
思い込みを無くす8つの方法については、下記の記事にて詳細にまとめていますので参考にして下さい。
思い込みが原因のヒューマンエラーを撲滅する超具体的な8の方法



ヒューマンエラーは、思い込みが原因なことが多いです!ぜひ⇧の記事を読み、思い込みを無くしましょう!
ヒューマンエラーを徹底的に防止する簡単な10の対策まとめ
それでは最後に、ヒューマンエラーを徹底的に防止する簡単な10の対策をまとめておきます。
②指差し呼称する
③修蔵息遊の教えを実践する
④誰に対する指示か?名前を明確にする。
⑤責任感を持たせ、当事者意識を根付かせる
⑥判断基準を明確にする
⑦チェックシートを作る
⑧思い込みや思考停止しない思考方法を全員が身に付ける
⑨重要ポイントは何度もリマインドする
⑩部下の「分かりました」の理解度を確認する



あなたの職場のヒューマンエラーが激減することを願っております!共にがんばっていきましょう!
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