「上司が忙しいので、なかなか相談できない。どうすればいい?」
「上司がめちゃくちゃ怖い人なので、相談する勇気が出ない。どうやって相談すればいいか分からない。」
このように、上司に相談できないことで悩む人は多いでしょう。
上司やリーダーは忙しいですし、仕事にストイックな人が多いので怖いという印象が強いことも事実です。
私もめちゃくちゃ怖いパワハラ上司の部下として働いたことがあるので、その気持ちが痛いほどよく分かります。
そこで本記事では、上司に相談できない人に向けて、上司が忙しくても怖くてもしっかり捕まえて相談する極意について解説していきます。
もう大丈夫!一緒に上司に相談できるように学んでいきましょう!3~4分ほどあれば読めます!ぜひ参考にしてください。
上司に相談できない人から脱する極意
それでは、上司に相談できない人に向けて、上司が忙しくても怖くても捕らえる極意について解説していきます。
極意①相談内容を紙に書き出してから相談する
よくあるのが、上司に相談する際に緊張してしまい、何を相談したいのか分からなくなることです。
あなたがよく分からないことをしゃべり続ける姿にイライラした上司が、
上司「お前の話は全く分からん!」
と怒ることも多いでしょう。
まずは、あなたが何を相談したいのか、紙に書き出しましょう。
あなた「頭の中で整理できてるから大丈夫!」
という人がいますが、実は頭の中で考えているだけでは、いざ話そうとした時に上手く言語化できないことが多いです。
なので、一度紙に書くことで言語化しておけば、次に上司に話すときに簡単に言語化できるようになります。
相談する前に、紙に書くこと!これをまずは試してみてください。
極意②事実と推測を分けた上で相談する
私がリーダーになって強く感じたのは、事実と推測をごちゃ混ぜにして話す人の多いこと多いこと。
せっかく部下から相談されても、何が事実で、何があなたの意見なのかが分からないのでは、判断のしようがありません。
結果、上司はイライラして、
「それぐらい自分で考えろ!」
と怒ってどこかに行ってしまいます。
上司は忙しいので、上司の時間を奪わないように、相談する前に事実と推測を切り分けておきましょう。
事実と推測を切り分けて話せると、あなたの伝える力はグッと伸びますよ!日々の意識が大切です!
極意③PREP法を使って相談する
PREP法は、最強の話し方なので、絶対に習得することをおすすめします!
P(Point:結論)
R(Reason:理由)
E(Example:事例)
P(Point:結論)
の略称です。
プレゼンで非常に重宝するテクニックとして有名ですが、上司への相談にも効果的ですので、ぜひ覚えておきましょう。
PREP法の特徴としては、結論を先に伝え、補足説明を付け加えていくスタイルだということです。
先に結論を伝えるというスピード感が、現代社会のニーズに合っていて、好まれやすい話し方です。
PREP法を使った相談の仕方についての一例を挙げます。
P:ご相談があります。新規製品Aの開発を○○君に一任したいと考えておりますが、任せても良いでしょうか?
R:任せたい理由としては、彼はこの2年間で開発のノウハウをしっかりと身に付けています。また本人も新規製品Aを自分が開発したいという熱意を持っているからです。
E:実は○○君は、前職でも新規製品の開発に携わっていました。その時に外注業者と失敗した経験がありますが、その失敗を今回のケースでは存分に活かせると言っています。
P:従って、私は新規製品Aの開発を○○君に一任したいと考えておりますが、任せても良いでしょうか?
このように、結論⇒理由⇒根拠⇒再度結論と、しっかりと筋道を立てて話せば、どんな相談でも、相手に分かりやすく伝えることが出来ます。
PREP法を使って相談すれば、上司の理解度も劇的に上がります。
すると上司は、
上司「君は分かりやすく相談してくれる人だ。」
という認識を持ってくれますので、これからもずっと相談しやすくなります。
このPREP法によって、どんなに上司が忙しくても怖くても、あなたの話を聞いてくれるようになります!
極意④仕事を与えられた時にしっかり質問しておく
そもそも上司に何度も相談しなくて良いように、仕事を与えられた時にしっかり質問しておくことが望ましいでしょう。
上司が怖がろうが忙しかろうが、仕事を与えられた時が、最も質問しやすい時なのは変わりません。
事細かに相談しておけば、後ほど何度も上司の時間を奪って相談することもないでしょう。
※質問が苦手!というあなた!質問力がグッと伸びる具体的な方法を下記の記事にて詳細にまとめていますので、ぜひ参考にして下さい。
【質問力爆上げ!】質問の仕方15の極意で、あなたも質問の天才に!
最初ほど質問しやすいことはありませんよ!
極意⑤最初に相手の都合を聞く
基本中の基本ですが、忘れやすいことでもあるので、再度確認しておくべきこと。
それが、最初に相手の都合を聞くことです。
これは徹底しておきましょう。
「○○さん、例の新規製品の件ですが、、、。」
「今忙しいから!」
「分かりました(う、相談しにくい。やっぱ怖いな)。」
上司に都合を聞かないと、忙しい上司からは厳しい一言が返ってきます。
一方で、
「○○さん、今お時間よろしいでしょうか?」
「今は時間が取れん。15時からなら時間が取れるぞ。」
「分かりました。それでは15時にまた来ます。」
このように、相手への配慮があれば、上司もあなたを邪険に振る舞うことが減ります。
ビジネスの鉄則ですが、相手への配慮を忘れないように、相手の都合を聞くことを常に念頭に置いておきましょう。
極意⑥相談にかかる見込み時間を伝える
相談にかかる見込み時間を伝えるだけで、上司が劇的に相談に乗ってくれやすくなります。
まずはダメな例から。
「○○さん、例の新規製品の件ですが、、、。」
「今忙しいから!」
「分かりました(う、相談しにくい。やっぱ怖いな)。」
上司が特に忙しい時は、何分かかるか分からない相談に時間を割けないでしょう。
続いて、見込み時間をちゃんと伝えた例。
「○○さん、例の新規製品の件でご相談ですが、今お時間よろしいでしょうか?2分あれば十分です。」
「今忙しいけど、2分か。それならいいよ。」
「ありがとうございます。例の新規案件ですが・・・」
このように、かかる時間を伝えれば上司も今すぐ対応すべきか後で対応すべきかが判断付きやすくなります。
なので、邪険に振る舞われず、あなたの相談に応じてもらいやすくなります。
なお、見込み時間は短めに見積もっても大丈夫です。
たとえば、3分程度の相談を「上司の質問によっては10分ほどかかるかも」などと考えると、上司が相談に乗ってくれる確率が下がります。(時間が長いほど上司は嫌がるから)
自分が伝えるために必要な時間だけをカウントして、伝えればOKです。
極意⑦悪い知らせほど早く相談する
バッドニュースファースト。
悪いニュースは最初にしようという言葉です。
上司が怖ければ怖いほど、どうしても悪いニュースは相談しにくくなりますよね。
自分のミスや、チームメンバーや部下のミス。
できる限り言わずにやり過ごしたいものです。
しかし、悪い知らせほど早く相談しないと、後ほど大炎上します。
その結果、上司にもっと怒られるなんてことになりかねません。
なので、悪い知らせでも勇気を出して上司に相談する方が、かえって軽い傷で済むことが多いです。
上司が怖くて相談する勇気がない人は、
バッドニュースファースト
という言葉を思い出してください。
どんな上司でも相談する勇気さえ持てば、それだけであなたは優れた人になれる
本記事では、怖かったり忙しい上司に相談する方法について、具体的にお伝えしてきました。
相談するノウハウを習得できた今、あなたは以前よりも上司に相談しやすくなったことでしょう。
しかし、実際に上司を目の当たりにすると、忙しそうだったりイライラして怖そうだったり・・・。
相談しにくい雰囲気を出している上司も多いものです。
でもどんな上司でも相談できる勇気さえ持てば、それだけであなたは優れた人になれます。
密に上司に相談できる能力は、Face to Faceのコミュニケーション能力が下がってきている現代だからこそ、ますます相談する力は重要視されるようになります。
本記事のノウハウを活かし、怖くて忙しい上司にもしっかり相談できるようになりましょう。
上司に相談できないという悩みが解決し、あなたがビジネスパーソンとしてより磨きがかかることを願っております。
※本記事をブックマークし、ぜひ定期的に振り返って下さい。何度も読み返すことで必ずあなたの仕事力向上の手助けになれると確信しています。ブックマークをおすすめします。
※本記事が少しでもあなたのお役に立てたなら、下記のシェアボタンで、ぜひ本記事をみんなにもシェアしてあげてください。
ー以上ー
「あなたのビジネス力の向上、全力で支援します!」をモットーにした、自動車業界の大手メーカーの会社員です。
超人的な成功者のリーダー論ではなく、普通の職場・現場に近くて実用的なリーダーシップ・ビジネススキルの持論を展開します。
激変の時代でも活躍できるよう、あなたをブログで全力支援します。
私のプロフィール詳細はこちら!まずは私を知って下さい!
Twitter:@katsuhiroleader ←有益情報を届けますので【フォロー】頂けると嬉しいです。
コメント