


「言語化するのが苦手過ぎる。どんなトレーニングをすれば言語化能力が伸びる?」



「言語化が上手くできないから、言語化できるようになる方法を教えて欲しい!」
このように、言語化能力について悩む人は多いでしょう。
そこで本記事では、言語化能力が爆伸びする10のトレーニング方法について解説していきます。
具体的かつ簡単にまとめていますので、今すぐに実践できるものばかりです。



この記事を読んで実践していけば、間違いなくあなたの言語化能力を伸ばすことが出来ると信じています!
なので、ワクワクしながら本記事を読み進めてください!
※3~5分あれば十分読めます。
言語化とは?
それではまず、言語化について解説しておきます。
言語化とは、自分の頭の中で思っていること(思考)や感情を整理し、誰でも分かるように表現することです。
言語化能力とは、言語化をより短時間で簡潔に表現する能力です。
もっと言うならば、言語化によって人を動かしたり、抽象化によって新しい発想を得る能力とも言えます。



つまり言語化とは、発信するだけでなく、新しい発想や思考、より豊かな感情を手に入れる受信的な役割を持つ能力でもあります!
言語化能力をトレーニングで高めることのメリットとは?
続いて、言語化能力をトレーニングで高めることのメリットについて解説していきます。
①実力や知識をフル活用できる
言語化能力が高まると、実力や知識をフル活用できるというメリットがあります。
いくらあなたが素晴らしい経験や知識を持っていても、伝えることができなければ単なる宝の持ち腐れとなってしまいます。
そんな状態では、他者から見るとあなたは何も持っていないのと同じに見えるでしょう。
一方、言語化能力が高いとあなたの実力や知識をフルに相手に伝えることができますので、あなたの力を存分に発揮することができます。
②他人を共感させて動かすことができる
言語化能力が高まると、他人を共感させて動かすことができるというメリットがあります。
他人を動かす力としては、
共感 > 納得 > 説得
の順番に大きくなります。
言語化能力が低いと、相手を無理矢理納得させることしかできません。
それでは相手はやらされ仕事と感じてしまい、モチベーションが低くなるので大きな成果は見込めません。
一方、言語化能力が高いとあなたのビジョンを明確に共有できますので、あなたに共感できる人を増やすことができます。
あなたに共感してくれる人は、あなたの力になるために主体的に動き出します。
よって、他人のモチベーションを引き上げて大きな成果を挙げさせることができます。



いかに相手を共感させて動かすか…。この力は、これからますます重要度を増します。
③思考力や発想力が飛躍する
言語化能力が高まると、思考力や発想力が飛躍するというメリットがあります。
自分の思考や感情を言語化したり、逆に言語化した表現からさらに自分の内面が豊かになるというサイクルを回すことは、要するに具体化と抽象化を繰り返している状態です。
具体化とは、より明確に物事を表すことです(一例:動物⇒ネコ)。
一方、抽象化とは、物事をより上位の概念にシフトすることです(ネコ⇒動物)。
※ネコ・イヌ・クマなど複数の物事の共通点(本質)を抜き出すとも言えます。
具体化と抽象化を繰り返すことで、物事の本質を捉えたり、新しい発想が生まれます。
(先ほどの超簡単な例だと「もしかしてウサギも動物?」という思考の視野が広がったりします。)
よって、言語化能力が高まると、思考力や発想力が飛躍します。
④人に好かれる
言語化能力が高まると、人に好かれるというメリットがあります。
人に好かれるための重要な条件の1つとして、コミュニケーションが取りやすいことが挙げられます。
何を話しているのかチンプンカンプンだったり、難解な言葉ばかりで一生懸命考えないと理解できない人を、あなたは好きになれますか?
多くの人は好きになれないでしょう。
一方、言語化能力が高くて話が分かりやすい人とは、コミュニケーションが非常に円滑に取れます。
コミュニケーションを取る際にストレスが生じませんので



「この人は話しやすい人だなぁ。」
という印象を持ってもらえます。
コミュニケーションが非常に円滑に取れる人は、一緒にいてストレスを感じませんので、誰からも好かれるようになります。
よって、言語化能力が高まると、人に好かれるようになります。
言語化能力を高めるトレーニング方法とは?
それでは、本記事のメインである言語化能力を高めるトレーニング方法について解説していきます。



さあ、いよいよ言語化能力を高めるトレーニング方法を解説していきます!楽しみながら読んでくださいね!
①ハッとしたら即メモ
ハッとしたら即メモで言語化能力を鍛えましょう。
たとえば、映画を観ているときに、



「この演出はすごい!」
「このどんでん返しは予想もつかなかった!」
といった感動や学びなど、自分がハッとした出来事を全てメモしてみましょう。
またビジネスシーンでは、打ち合わせに出席したときも



「このプレゼンのストーリーはここが作り込まれている!」
「問題解決の手法が画期的だ!」
と感じたところを全てメモしましょう。
この時は、
といった5W1Hを意識して、なるべく具体的にメモすることが大切です。
とにかく実践あるのみで、メモによって言語化の経験を積んでいけば、あなたの言語化能力を鍛えることができます。
なお、他人がメモを見た時に分かりやすいようにメモすることが大切です。
②Twitterで発信する
私も最近ドハマりしていますが、Twitterで発信することで、言語化能力を鍛えましょう。
なぜTwitterかというと、Twitterは、一度に140字までしか発信できません。
140字というのが本当に絶妙で、この文字数制限内でいかに相手に伝えきるかという訓練が、要約力と語彙力を鍛えてくれます。
さらにTwitterは、メモと違って様々な人が反応してくれますので、メモよりも継続しやすいのも良いポイントとなります。
まさにTwitterは、言語化能力を鍛えるための最適なツールと言えます。



私も今では立派なツイ廃(Twitter廃人)です!おかげで短い文章を書く力は高まりました。(ブログを書く力は、お察し…。)
③最後の振り返り
提出前の最後の振り返りによって、言語化能力を鍛えましょう。
たとえば、議事録、報告書、Twitterの発信・投稿をする直前に、



「もっと簡潔にできないか?」
「他にセンスのある言い回しはないか?」
「わかりにくい表現はないか?」
「誤解を招く表現を使っていないか?」
など、一度立ち止まって考えましょう。
この自問自答は、誰かに指摘されるのではなく自分で気付きを得ることで、自分の言語化能力を磨くことができます。
④あいまいな言葉を封印する
あいまいな言葉を封印することで言語化能力を鍛えましょう。
あいまいな言葉は、自分が理解できていないことをぼやかしてごまかすことができますので、非常に使い勝手が良いです。
そのため、あいまいな言葉を好んで使う人が多いですが、あいまいな言葉は言語化能力を退化させてしまいます。
なので、あいまいな言葉を封印することで、自分の思考や感情をより具体的に表現することができますので、言語化能力が発達します。
使いがちなあいまいな言葉の例を下記します。
・なるべく早くやります。
・もう少し大きくしましょう。
・検討します。
・しっかり対応します。
・チームで対応します。
・・・etc



先ほども書きましたが、「なぜ・何が・いつ・どうなって・どこに・誰が」などといった5W1Hを意識しましょう。
⑤小学生にも分かるように言語化する
小学生にも分かるように言語化することで、言語化能力を鍛えましょう。
人は、自分が理解できている言葉の中で、難解な言葉を好き好んで使ってしまう傾向にあります。
なぜなら、難解な言葉を使うことで、自分の博識さや有能さをアピールできると思っているからです。
しかし博識さや有能さは、言葉でアピールするのではなく行動で示すものです。
よって、難解な言葉をわざわざ使う必要はありません。
むしろ難解な言葉を使うほど、相手はあなたの話の理解度が下がってしまい、



「この人の話は分かりづらい」
というマイナスな印象を与えてしまいます。
このようにならないために、小学生にも分かるように言語化することを意識するべきです。
専門用語や難解な言葉は必要ありません。
相手がどんな人でも理解できる言葉を意識して実践できれば、あなたの言語化能力は高まっていきます。



難しい言葉を知っていても、簡単な言葉で表現できるなら簡単な方が良いです。
⑥先に相手を理解する
先に相手を理解することで、言語化能力を高めましょう。
相手の学歴や職歴、性格によって、最適な言語は異なります。
先ほど小学生にも分かるように言語化するべきだと述べましたが、それはあくまで基本的な姿勢です。
たとえば、相手が自分と同じ業界でせっかちな性格の場合は、自分の業界用語や難解な言葉を使って、分かりやすさよりもスピード感を求めるほうが良いでしょう。
このように、先に相手を理解してから言語化する方向性を決めることを意識できれば、あなたの言語化能力は間違いなく一流と言えるでしょう。



ちなみに私はまだその領域には達していません…。相手に合わせてカメレオンのように表現を変えるのは難しいですが、出来るようになったら文字通り最強ですね。
⑦学びの量(インプット)を増やす
学びの量(インプット)を増やすことで、言語化能力を鍛えましょう。
基本的に言語化という行為はアウトプットになりますので、アウトプットの経験を積むほどそのスキルは磨かれていきます。
しかし学びの量(インプット)も非常に重要となってきます。
なぜなら、アウトプットのほぼ全てはインプットされたものだからです。
自分の中で新しく生み出したと思っている発想や思考も、結局は過去のインプットの組み合わせです。
よって、学びの量(インプット)を増やすことで、言語化能力を鍛えられます。



毎日が学び!ボキャブラリーを増やしていきましょう!
⑧言語化能力が高い人の文章を読む
言語化能力が高い人の文章を読むことで、言語化能力を鍛えましょう。
スポーツもビジネスも言語化能力も、何事にも通ずる共通点があります。
それは、出来る人のマネをすると上達が早くなるということです。
どの世界でも、一流と呼ばれる人の多くは人のマネをしてきた人でしょう。
私も会社内で毎年最高評価を頂いていますが、やはり出来る人を見つけてマネをすることを習慣化しています。



もちろん、完全丸パクリはNGです。
丸パクリは相手への罪悪感がありますしね・・・。
そもそも相手と置かれている環境や能力が違いますので、丸パクリでは上手くいかないことも多いです。
よって、自分オリジナルに変更していくことが大切です。
長くなりましたが、言語化能力も同様にまずは言語化能力が高い人の文章を読み、良い部分はマネすることで言語化能力を鍛えましょう。
会社内でもTwitterでも構いませんので、言語化能力が高い人を探しましょう。



この人の文章分かりやすい!という人を見つけて、追いかけましょう!目標とする人を見つけるのは、大切です!
⑨言語化能力が高い人にフィードバックをもらう
言語化能力が高い人にフィードバックをもらうことで、言語化能力を鍛えましょう。
自分の言語化能力が高いか否かは、自分では判断できません。
なぜなら、あなたが言語化した情報を分かりやすいか分かりにくいのか判断するのは、いつだって他者だからです。
あなたが言語化した情報について、



「どこが分かりやすいor分かりにくいのか?」
「どうすればもっと良くなるのか?」
「悪い癖はないか?」
など、フィードバックをもらいましょう。
言語化能力が高い人にフィードバックをもらうことは、あなたの言語化能力を飛躍させる有効な手段となります。



受け手がどう感じるのか?生の声を聞いて、改善していきましょう!
⑩テーマ(絶対に伝えたいこと)を1つ明確にする
テーマ(絶対に伝えたいこと)を1つ明確にする癖をつけて、言語化能力を高めましょう。
言語化能力が高いということは、言語化した情報を見た人が誰でもすぐに



「これは○○について書かれていることだ!」
と分かるように表現できるということです。
そのためには、テーマ(絶対に伝えたいこと)を1つ明確にしてから言語化する癖をつけましょう。
常にテーマを頭の片隅に置いておけば、あなたが言語化する情報は軸からぶれることが劇的に減るでしょう。
よって、テーマ(絶対に伝えたいこと)を1つ明確にすることで、言語化能力は高まります。



あれもこれもと詰め込むと、ぐちゃぐちゃになってしまいますので、要注意!
言語化能力を高めるトレーニング方法まとめ
それでは最後に、言語化能力を高めるトレーニング方法をまとめておきます。
②Twitterで発信する
③最後の振り返り
④あいまいな言葉を封印する
⑤小学生にも分かるように言語化する
⑥先に相手を理解する
⑦学びの量(インプット)を増やす
⑧言語化能力が高い人の文章を読む。
⑨言語化能力が高い人にフィードバックをもらう
⑩テーマ(絶対に伝えたいこと)を1つ明確にする
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ー以上ー



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