


「リーダーとして、チームメンバーや部下の信頼を勝ち取る方法を知りたい。」



「信頼されるリーダーになる極意を知りたい。」
このように、リーダーはチームメンバーや部下から信頼されることが大切なので、信頼される方法を知りたい方は多いでしょう。
信頼はリーダーの生命線ですので、信頼について悩むのは当然と言えます。
そこで本記事では、リーダーとして信頼される人になるための極意として、ザイオンス効果の活用方法について解説します。
ザイオンス効果を使いこなして信頼されるリーダーになり、結束の強いチームを作りましょう。



仕事はもちろん、恋愛や友達付き合いが上手くいくためにも、めちゃくちゃ重要です!ぜひワクワクしながら読み進めてください!
ザイオンス効果とは?信頼される人になるメカニズムとは?
さて、リーダーとして絶対に知っておくべき信頼を勝ち取るテクニック「ザイオンス効果」について解説します。
ザイオンス効果とは、心理学の用語であり、単純接触効果とも呼ばれています。
アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスによって、1968年に論文で発表されたのがザイオンス効果です。
彼の名前から、ザイオンス効果と呼ばれています。
※ザイアンス効果?ザイオンス効果?どっち?ということについては、本記事の最後に書いておきます。
単純接触効果という名からある程度予想できるかもしれませんが、
ザイオンス効果とは、繰り返し接することで、好意度や印象が高まるという効果を指します。
例えば、1時間の会話を1回するよりも、20分の会話を3回する方が好感度が高くなりやすく、信頼できるということです。
リーダーとチームメンバーや部下の関係だけでなく、男女の恋愛関係にも適用できます。
またザイアンス効果は人間関係だけでなく、物にも適用されます。
たとえば、
CMなどで繰り返し製品を見ているうちに欲しくなるという経験を、あなたもしたことはありませんか?
もう一つ例を挙げると、
街中で何度も見かけるスイーツが段々と食べたくなったということを、あなたはすでに経験しているかもしれません。
このように、特定の人や物を何度も繰り返し見て、その回数が増すほど好感度が上がっていくのがザイアンス効果です。
リーダーとしてチームメンバーや部下に信頼される人になるためには、必須のテクニックと言えます。
リーダーがザイオンス効果を発揮するコツや極意とは?
それでは次に、ザイアンス効果を発揮するコツや極意について解説していきます。



「接触回数を増やせ!と言われても、どう接触したらよいか分からない。」という方も多いでしょう。その悩みを、一緒に解決していきましょう!
ザイオンス効果の極意①ネガティブ以外の話をすること



「接触回数を増やすのは良いけど、どんな話題を話したらいいの?」
と悩む方も多いでしょう。
その答えとしては、
ネガティブな話以外なら何でもオッケー!
です。
ネガティブな話題は、相手にマイナスのイメージを与えますので、好かれるための話題選びとしては不適です。
人の悪口、上司と上手くいかないこと、仕事のミスなどの話題は避けましょう。
これらの話題を避ければ、本当に話題は何でも良いです。
例えば、
天気、趣味、休日、スポーツ、芸能人、ドラマ、時事ネタなど、オールジャンルオッケーです。
ネガティブな話題以外であれば何でもいいです!
話題の参考としては、下記のリンク先に詳細に書いてありますので、ぜひ参考にしてください。
【超具体的な雑談ネタ一覧】会社で使える五十音ネタ帳で雑談が上手くなる



⇧の記事で、雑談ネタをたくさんインプットしておきましょう!いざという時に助かります!
ザイオンス効果の極意②名前を呼ぶ
人間が、最も心地良いと感じるワードは、自分の名前なんです。
つまり人は、自分の名前を何度も読んでくれる人に、高い好感度と信頼を感じるんです。
例えば、朝のあいさつをするときは



「○○さん、おはよう!」
と、名前をつけてあいさつをするようにしましょう。
また、先に退社する人には、



「○○くん、お疲れ様!」
と名前を付けて一声かけてあげましょう。
たったこれだけで、私自身びっくりするぐらい信頼を勝ち取れるようになったのですから、その効果は本当に恐ろしいものです。



マジで簡単なのに、びっくりするぐらい効果的なので、ぜひお試しあれ!
ザイオンス効果の極意③電話やメールでも可能



「物理的に距離が遠い人の信頼を得たいんだけど、接触できないから難しいよね?」
いえいえ、そんなことありません。
ザイオンス効果は、面と向かって会うのが一番ですが、電話やメールでもかまいません。
TwitterなどのSNSでももちろん効果があります!
とにかく接触回数を増やし、相手に自分の存在をアピールしましょう。
※ただし電話は相手の時間を大幅に奪うので、ムダな電話は避けるべきですが・・・。
ザイオンス効果の極意④笑顔を心がける
ムスッとした顔と、ニコッとした顔。
どちらが相手に好印象を与えるかは、言うまでもないでしょう。



ニコッとした笑顔で相手と接触するようにしましょう。
ザイオンス効果を活用する時に気を付けるべきポイント
それでは次に、ザイオンス効果を活用する時に気を付けるべきポイントについて、解説していきます。
注意点①相手のことを考えず自分の言いたいことだけ話さないこと
接触回数を増やすとは言うものの、ただ接触するだけではダメです。
大切なのは、軽くで構いませんので、対話することです。
ただし、一方的に自分がしたい話をするだけではダメです。
毎回毎回、相手のことを考えず自分の言いたいことだけ話しているようでは、ザイオンス効果を十分に活かすことはできません。
むしろ、こんなやり方をしていれば、接触すればするほど信頼は下がっていくと言えます。



「とにかく話せばいい!」という訳じゃないので、気を付けましょう!
注意点②相手の都合が悪い時に相手の時間を奪わないこと



あなた「お、○○さん久しぶり!仕事の調子どう?」



お相手「(ちょっと忙しいんだけどな・・・。)あ、久しぶりです。まあまあですかね。」



あなた「まあまあとか言いながら、実は絶好調なんでしょ?羨ましいよ。そういえばこの前、、、。」



お相手「(今時間ないんだけどなあ。)そうなんですか。」
このように、相手が忙しい時にダラダラと話をしてしまうと、相手の信頼を得るどころか、相手から嫌われてしまうでしょう。



・相手の時間に配慮する。
・忙しそうなら接触時間を短くする。
⇧どちらかの気遣いをしましょう。
注意点③相手に明らかに嫌われているのに接触回数を増やさないこと
すでに修復困難な相手に対して、いたずらに接触回数を増やすことは、得策とは言えません。
嫌いな相手に、不必要に目の前をうろうろされると、あなたはどう思いますか?
私なら不快ですね。
明らかに嫌われている相手に対しては、
何が原因で関係がこじれたのか?
ということについて考えるのが先決です。
何も考えずに接触回数を増やそうとするのは、危険ですので気を付けましょう。
注意点④接触回数には上限がある
接触すればするほど、相手の信頼を勝ち取れるのがザイオンス効果です。
しかし、一定回数以上接触し続けたら、信頼度の上昇効果が薄くなってきます。
上昇効果が薄くなる回数とは、様々な実験によって、10回以上と言われています。
必要以上にアプローチしても、効果は薄まり、非効率となります。



通えば通うほど好きになってもらえる!という事じゃないので、気を付けましょう!
リーダーがザイオンス効果を発揮するコツや極意まとめ
それでは、リーダーがザイオンス効果を発揮するコツや極意についてまとめておきます。
①ネガティブ以外の話をすること
②名前を呼ぶ
③電話やメールでも可能
④笑顔を心がける
【ザイオンス効果を活用する時に気を付けるべきポイント】
①相手のことを考えず自分の言いたいことだけ話さないこと
②相手の都合が悪い時に相手の時間を奪わないこと
③相手に明らかに嫌われているのに接触回数を増やさないこと
④接触回数には上限がある
余談!ザイオンス効果?ザイアンス効果?どっち?
最後に、軽い余談です。
世間には
「ザイオンス効果」
「ザイアンス効果」
という2つの言葉が出回っています。
どっちが正しいのでしょうか?
私の見解としてはどちらとも間違いではないと考えますが、実際目にする機会が多いのは「ザイオンス効果」だと感じますので、私は「ザイオンス効果」と使っています。



あなたがザイオンス効果を上手く活用し、みんなから信頼される人になれることを願っております。さあ、がんばっていきましょう!
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ー以上ー



「あなたのビジネス力の向上、全力で支援します!」をモットーにした、自動車業界の大手メーカーの会社員です。
超人的な成功者のリーダー論ではなく、普通の職場・現場に近くて実用的なリーダーシップ・ビジネススキルの持論を展開します。
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