先日、とあるリーダー研修に参加してきました。
その研修の中で、部下を傷付けたり遠ざける言葉を考え、その言葉を日頃から使わないように気づきを得るというグループワークがありました。
数多くのリーダーたちが、自身が部下だった時代に言われて嫌だった言葉を可能な限り多く書き出し、全体でシェアしました。
そこで本記事では、その結果をまとめてご紹介します。
嫌われるリーダーの具体的な言葉のまとめとなりますので、あなたは絶対部下に使わないように気を付けてくださいね。
様々な業種のリーダー達の生の声なので、大変参考になると思います!
「まだ理解できないの?」
部下の頭の悪さや理解力の遅さを直接否定する言葉です。
上司やリーダーなら、部下が理解できるように噛み砕いて説明する必要があります。
「仕事なんだから、それぐらいできて当然でしょ?」
立場が上というだけでなく、態度も上から目線だと、部下はリーダーから威圧されていると感じます。
できて当然というような言葉は、部下のストレスに直結する言葉となりますので、気を付けましょう。
「センスないね。」
私は、センスは磨けるものだと考えておりますが、センスは磨けないものだと思う人も多くいます。
つまり、センスは生まれ持ってのものだと感じている人がいます。
その人たちからすると、
「センスがない」
という言葉は、才能がないと言われているのと等しいです。
なので、このように言われると部下はひどく傷付くでしょう。
「で、結論は?見えてこないんだけど。」
一生懸命説明した部下を追い込む一言となります。
優しく答えを聞き出すように配慮したいところですね。
「その件より、あの件はどうなったの?」
報告した案件と、全く異なる案件の話をするリーダーがいます。
話をはぐらかされた部下は、不信感が募るばかりでしょう。
「いや、こうでしょ!」
すぐに批判して、部下の考えを真摯に受け止めない人が使いがちな一言です。
批判された部下は、萎縮して自分の考えを持つ勇気をくじかれてしまいます。
「分かった分かった。もう報告はいいよ。」
部下の考えが浅く、投げやりになってしまった時に使ってしまう一言です。
部下は上司に報告するのが怖くなってしまいます。
「つまりこういうことでしょ?」
部下の結論をまたず、憶測でリーダーが結論を出してしまうパターンです。
部下は、自分で考える意味がないと感じてしまい、部下から考える意思ややる気を奪ってしまいます。
「今時間ないから。」
部下を突き放す一言です。
実際リーダークラスは忙しいことが多いです。
なので、
「16時からなら時間取れるよ。」
と、空いてる時間を教えてあげましょう。
「上手いことやっといてよ。」
部下に丸投げする上司の代表的な言葉です。
まさに無責任で嫌われる上司ですね。
「その考え、おかしいよね?」
部下の考えをまるごと否定する一言です。
どこがおかしいのか分からない部下は、困惑するしかないでしょう。
「何度言えば分かるの?」
何度も同じ過ちをする部下には腹が立ちますが、グッと堪える我慢強さがリーダーには必要です。
なぜ同じミスをしてしまうのか?その原因を部下と共に突き止めましょう。
「話が全く理解できない。」
部下の話を全てムダにする一言です。
リーダー側からも理解しようと歩み寄る必要があります。
「いつになったら仕事ができるようになるの?」
部下の今までのキャリアを否定するような一言です。
「君と話しているとイライラするな。」
個人的に嫌いという感情を出すことは、絶対にしてはいけません。
もう二度とコミュニケーションが取れなくなる恐れがあります。
嫌われるリーダーと好かれるリーダーは、使う言葉次第!
本記事の通り、嫌われるリーダーは普段の言葉遣いが悪いです。
逆に言えば、嫌われる言葉を使わなければ、あなたが嫌われるリーダーになる確率は低くなるでしょう。
部下に配慮した言葉遣いができれば、好かれるリーダーになることは難しくないです。
あなたが好かれるリーダーになる事を願っております!さあ、がんばっていきましょう!
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ー以上ー
「あなたのビジネス力の向上、全力で支援します!」をモットーにした、自動車業界の大手メーカーの会社員です。
超人的な成功者のリーダー論ではなく、普通の職場・現場に近くて実用的なリーダーシップ・ビジネススキルの持論を展開します。
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