


「上司と部下って結局何?どこまでが上司で、どこまでが部下?」



「自分にとっての部下ってなんだろう?上司としての役割は何?」



「部下の意味をちゃんと知りたい。」
このように、上司や部下という言葉は当たり前に使われていますよね。
でも、よくよく考えると、
部下って何?
上司って何?
と聞かれて、その意味や役割などをキチンと答えられる人って、意外と少ないのでは?と思います。



そこで本記事では、部下や上司の意味と、その役割に至るまで、私個人の見解を述べていきます。改めて意味を確認しておきましょう!
上司と部下の辞書の意味
部下とは?
組織などで、ある人の下に属し、その指示・命令で行動する人。配下。手下。
上司とは?
その人より役職が上位の人。上役。
引用元:goo国語辞書
辞書における部下と上司のフォーマルな意味は、上記の通りです。
しかし、これだけでは明確な意味が分かりませんよね。
そこで下記にて補足していきます。
上司と部下の意味とは?
辞書の意味だけでは分かりにくいですよね。
そこで、よく間違いやすい例を用いながら、上司と部下の意味について解説していきます。
役職が上の人は全員上司である。部署や年齢、入社年など関係ない。
上司について、勘違いしやすい点を下記します。
×上司とは、同じ会社の年上の人である。
×上司とは、同じ部署の役職が上の人である。
×役職が上でも年下は例外である。
上記はどれも間違いです。
正解は、
⇧こちらが正しいです。
自分より年下だからと言って、役職が上でもタメ口を使う人がいますが、これは完全にNGです。
たとえ本人が



「あなたの方が年上だからタメ口でもいいですよ!」
と言ったとしても、あなたがタメ口を使う様子を見て不快に思う人が、周りにはいます。
やはり役職が上の人にタメ口はマナー違反なので気を付けましょう。
とある人の指示や命令で動くことが定常化している人は、とある人の部下である。
「管理職の下で働く人はみんな部下である。」
という発言をしている人がいますが、私はちょっと違うと思います。
なお、上司の意味と同じく、年齢や入社年は一切関係ありません。



要するに、常に指示や命令をする・される側という条件のみが、上司と部下の関係を決めると言えます。
上司と部下の役割
それでは次に、上司と部下の役割について、それぞれ書いていきます。
上司の役割とは?
上司の役割は、突き詰めればただ二つだけ。
①部下に成果を挙げさせること。
②部下を幸せにすること。
私は、この2点だけを徹底できれば、2025年以降でもリーダーシップを発揮して生き抜いていける上司になれると信じています。
①まず部下に成果を挙げさせることは、リーダーシップを取る上司としては、当然でしょう。
成果を挙げることこそが、会社に貢献するということです。
なので、部下に成果を挙げさせることを念頭に置いて、指示命令をしなければなりません。
②次に、部下を幸せにすること。
部下に成果を挙げさせることばかりを重視してしまうと、会社への貢献度が一時的に上がる代わりに、部下自身の幸福が犠牲になってしまいます。
部下のやりたいこと、想い、信条などを真摯に聞いてあげていますか?
部下との信頼関係を大切にしていますか?



「部下を幸せにするなんてこと、考えたことも無かった。」
という人も多いと思います。
もちろん、



「仕事は慣れ合いの場じゃないんだ!部下の幸せを上司が考えてあげるなんておこがましい!」
と考える人もいるでしょう。
リーダーシップは十人十色。
上司の役割も人それぞれ。
とにかく大切なのは、自分なりの答えを持つことです。
そのことを考えたことがないという方や、すぐに思い浮かばない方は、ひとまず私と同じ信条を持って上司の役割を全うすることをおすすめします。
おさらいとして、上司の役割を下記します。
・部下に成果を挙げさせること。
・部下を幸せにすること。
部下の役割とは?
それでは次に、部下の役割とは何でしょうか?
2025年でも通用する部下の役割は、突き詰めれば下記の2点となります。
・成果を挙げること。
・自分が幸せになること。
そう、上司の役割をそっくりそのままひっくり返すと、部下の役割となります。
理由については、上記の上司の役割を読んでいただければ分かると思います。



「成果を挙げることは分かる。でも、自分が幸せになることが部下の役割なの?」
このように思う人がいると思います。
しかし、仕事を通して自分の幸福度を高めることは、部下に取って非常に重要なことだと考えます。
特に、2025年以降も成長する会社になるためには、部下が幸せになることは必須とすら思います。
その根拠として、部下が仕事を通して幸せになる効果を下記します。
・部下のモチベーションが非常に高いレベルで維持される
・より成果が高まる
・部下の幸福で職場が明るくなり、周りも活気が出る
・若手社員の離職率が高まり続ける中で、離職率が減る
代表的な効果としては、この4点が挙げられますが、まだまだメリットはあるでしょう。
特に、最近の若手社員の離職率の増加は、あらゆる企業で問題視されています。
厚生労働省の調査では、2015年では、32%の社員が3年以内に会社を辞めているようです。
2020年現在、そして2025年ではますます離職率は増加するでしょう。
その波に逆らうことが出来る数少ない有効な手段が、部下を幸福にすることなんです。



よって、部下の役割としては、部下自身が幸福になって会社をプラスの空気で満たすことも重要になってきます。
部下と上司の意味や役割のまとめ
それでは最後に、本記事をまとめます。
・部署や年齢、入社年など関係なく、役職が上の人は全員上司である。
・とある人の指示や命令で動くことが定常化している人は、とある人の部下である。
・部下に成果を挙げさせること。
・部下を幸せにすること。
・成果を挙げること。
・自分が幸せになること。



あなたの部下や上司の意味に関する悩みが解決したことを願っております!
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